2025年のバスケットボールシーンにおいて、adidasのシグネチャーモデルの中でも注目を集めた一足が「adidas D.O.N Issue 7」(ドンイシュー7)です。
NBAのスターガード、ドノバン・ミッチェルのために設計されたこのバッシュは、シリーズ第7弾となり、着実に進化を重ねてきたモデルでもあります。
D.O.N Issueシリーズは、「Determination Over Negativity(ネガティブに打ち勝つ決意)」の略であり、その名のとおり、逆境を跳ね返す強さとスピードを象徴した設計が特徴です。
特に、「ドンイシュー7」では、過去作の良さをしっかり引き継ぎながら、履き心地・反発性・安定性の面での明確なアップデートが施されています。
この記事では、「ドンイシュー7」の特徴を「概要」「性能」「サイズ感」などの観点からレビューし、実際の使用感やコートでのパフォーマンスまで含めて詳しくお伝えしていきます。
これから購入を検討している方や、シリーズの進化を追いかけているバスケットボールプレイヤーにとって、有益な情報をお届けできれば幸いです。
adidas 「ドンイシュー7」の概要

adidas 「ドンイシュー7」について
adidas 「ドンイシュー7」は、NBA選手ドノバン・ミッチェルのシグネチャーモデルの第7弾です。
シリーズ名のD.O.Nは「Determination Over Negativity(逆境に打ち勝つ決意)」の頭文字を取ったもので、彼のプレースタイルやメンタリティを反映したモデルに仕上がっています。
今作では、前作「ドンイシュー6」の完成度の高さをベースに、細かな機能性や設計の見直しを加えることで、プレイヤーの足元をよりしっかりと支えるアップグレードが施されています。
主な特徴は以下のとおりです:
- アッパー構造:チャック付きのハーフブーティ構造を採用し、フィット感と足の一体感を重視。
- アウトソール:波紋状またはサークル状のパターンが採用され、360°の動きに対応。
- クッション素材:adidasの最新素材「Lightstrike Pro(ライトストライクプロ)」を搭載し、軽さと反発性を両立。
このモデルは、スピードとアジリティを求めるガードプレイヤーはもちろん、バッシュに高い安定性と反発力を求めるすべてのバスケットボールプレイヤーにとって注目に値する一足となっています。
デザイン
「ドンイシュー7」は、視覚的にもインパクトのある仕上がりです。前作に比べ、細部のディテールに変化が見られます。
- シルエット:ミッドカットに近いローカットデザイン。足首の自由度を保ちつつ、適度なホールド感を確保。
- チャック付き構造:サイドにファスナーが付き、見た目のアクセントにもなっています。
- シューレースホールの数:計6箇所。すべてループタイプで、均等な締め付けが可能。
- カラーリング:派手めの配色やパターンが多く、個性を出しやすい設計。NBA仕様やプレイヤー限定カラーも展開。
また、シュータンやかかと部分にはドノバン・ミッチェルのロゴやスパイダーデザインが施され、ファンにとっての「所有欲」をくすぐる要素も。
重量
- 実測値(目安):約430g(29cm片足)
見た目やボリュームの割に、足を通した際の“体感重量”は軽く感じます。
軽量性を追求した「Lightstrike Pro」の恩恵で、長時間のプレイでも疲労感を感じにくい設計です。
その他
- シュータンの構造:折りたたみやすく、見た目と実用性の両立。
- カカトの補強:前作で課題となった“カカトの抜け”問題が改善されており、ホールド性が向上。
- ねじれ抑制パーツ:カーボン風シャンクプレートにより、捻挫予防にも配慮。
adidas 「ドンイシュー7」の性能

クッション性
「ドンイシュー7」では、adidasの最新フォーム素材「Lightstrike Pro」をフルレングスで搭載。
従来のLightstrikeよりも約40%軽量で、クッション性と反発性のバランスが非常に高く評価されています。
特徴まとめ:
- 軽量かつ反発性重視
- 足裏全体に均一なクッション感が広がる
- 厚みのあるかかと部分が着地時の衝撃を吸収
- フォアフットは蹴り出しやすく、ドライブやジャンプに適した構造
特にガードプレイヤーにとっては、一歩目の爆発力や細かな動き出しをサポートしてくれる点が魅力です。
グリップ性
アウトソールのパターンは、前作と同様の360°波紋(サークル)パターンを採用。
全方位へのグリップを考慮した構造で、前後左右の動きに対して滑りにくい設計です。
実際の評価:
- 体育館の床面での「キュッキュッ」という音が出るほど高いグリップ力
- ダスト(ホコリ)にはやや弱めな素材傾向があり、定期的な拭き取りが必要
- 側面のラバー形状により、横ブレや「ゴロン」と倒れ込む動作を防ぐ安定性が強化
条件 | グリップ性能 | 備考 |
---|---|---|
綺麗な体育館床 | 非常に高い | グリップ音が出るレベル |
ダスティな床 | 少し滑りやすくなる傾向 | 手拭き or 雑巾対応で改善可能 |
フィット性
「ドンイシュー7」のフィット性の特徴は、ブーティ構造+チャック(ファスナー)付き設計にあります。
このデザインにより、シューズと足の一体感がより強調される構造になっています。
注目ポイント:
- ブーティ+チャックの組み合わせで足全体を包み込むような密着感
- シューレースホールは6か所。ループ式で締めやすく、前足部までしっかりフィット
- 履き口がややタイトなため、足の形状によっては最初は履きにくさを感じることも
- 足幅が広めのプレイヤーにも対応可能なゆとり設計
また、シュータン周りやアキレス腱部にはクッションが配置され、紐当たりやカカトのずれを軽減する工夫が施されています。
サポート性
バッシュにおけるサポート性は、特にケガの予防やプレイ中の安定性に直結します。
「ドンイシュー7」では、次のようなサポート機能が確認されています。
主なポイント:
- カーボン風シャンクプレートを搭載し、シューズのねじれを抑制
→ 捻挫のリスクを下げる設計 - カカトの補強が前作よりも強化
→ 足抜けが改善され、ホールド力が増加 - アッパー全体が柔らかすぎない作りで、足のねじれ・ズレにしっかり耐える
特に、足首を深く曲げたり横方向に踏ん張るようなシーンでも、シューズの変形が少なく、プレイヤーの動きに追従するバランスの良さが際立ちます。
その他(ねじれ・安定性・感触)
- ねじれ剛性:中足部の補強プレートにより、極端なねじれが起きにくい構造。ジャンプ着地時の横ズレを抑制。
- 前足部の傾斜角度:やや前傾しており、ドライブの「蹴り出し」がしやすいポジション設計。
- 履き心地の快適性:内装のクッションが多く、シームレスな仕上がりで靴擦れしにくい。
adidas 「ドンイシュー7」のサイズ感

サイズ感
私は普段NIKEで29cm、ASICSで28.5cmを選択することが多いですが、「ドンイシュー7」では29cmでフィットしました。
adidas 「ドンイシュー7」は、前作に比べてやや幅広な設計となっており、足入れした瞬間の圧迫感は控えめです。
加えて、ブーティ構造とチャック付きデザインにより、フィット感は高めながら、サイズの選び方には少し工夫が必要です。
基本のサイズ選びの目安:
足の形状 | サイズ選びの目安 |
---|---|
細身・甲低タイプ | ナイキよりハーフサイズダウンも検討 |
標準的な足型 | ナイキと同じサイズでOK |
幅広・甲高タイプ | ナイキと同じサイズorハーフサイズアップを推奨 |
特に履き口が狭く、足入れ時にタイトに感じるため、甲の高い方や足の厚みがある方は、ワンサイズ上を検討する価値があります。
一方、横幅の狭いプレイヤーにとっては、やや余裕のある設計に感じられるかもしれません。
足入れの印象:
- 前足部:やや広めで余裕あり
- 中足部:ブーティ構造によりしっかりフィット
- カカト周り:パッドが厚く、ホールド感が高い
ユーザーレビューに基づくサイズレビュー
複数の実使用レビューから見えてくる共通点をまとめると、以下のような傾向が見られます。
よくある感想:
- 「足首のホールド感がかなり強い。履くときはちょっとキツいが、プレイ中は快適」
- 「29cmを選んだらジャスト。adidasの他のモデルよりも幅に余裕があって嬉しい」
- 「普段ナイキで28.5cmを履いているが、同サイズでちょうどよかった」
- 「最初だけ甲に少し圧迫感があったけど、数回履いて慣れた」
サイズレビューまとめ表:
評価項目 | 内容 |
---|---|
フィット感 | 中足部・カカトでしっかりホールドされる |
幅のゆとり | adidasの他モデルに比べて広め(快適) |
履き始めの硬さ | 初回はややタイトに感じるが、数回の使用で馴染む |
サイズ変更の必要性 | 足幅や甲の高さによってハーフサイズ調整を検討すべき |
足抜けのしにくさ | カカト周りの補強とクッションにより、高いロックダウン性能を発揮 |
adidas 「ドンイシュー7」を実際に使用した私の体験談・レビュー

プレイ中の安定感について
実際に「ドンイシュー7」を履いてプレイしてすぎに感じたのは、とにかく着地が安定しているということでした。
特に、リバウンド後に片足で着地したときの「グラつき」が少なく、足元のねじれをすぐに制御できる感覚があります。
これはミッドソールに内蔵されているシャンクプレート(ねじれ防止補強)の効果と、アウトソールの設置面積がやや広めなことが要因だと思います。
また、サイドステップやクローズアウトの場面でも横滑りが少なく、足の内側から外側へ体重移動するときの感触が非常に自然でした。
個人的には、「ミッドカット未満・ローカット以上」の安心感がちょうど良く、素早く動きながらも足を預けられるような感覚が印象的でした。
シュートやジャンプ時の感触
自分は比較的ジャンプ系のプレイ(ミドルジャンパーやプルアップ)も多用するスタイルで、クッションの沈み込みや蹴り出しのスピードを重視します。
その中で、「ドンイシュー7」のクッション「Lightstrike Pro」は、沈み込みすぎず反発しすぎずの絶妙なバランスがありました。
- ジャンプシュート時の感触:
1歩目を踏み出して止まるとき、フォアフットのクッションがほどよく沈み、それと同時に「反発が足裏を押し返してくる」ような感覚が得られます。これが、跳ぶタイミングにズレを感じさせない非常にスムーズな反応で、ジャンパータイプのプレイヤーにとって大きな武器になると感じました。 - レイアップやドライブ時の加速感:
前足部が前傾しているため、地面を蹴る動作が自然と「前へ」推進される構造です。ダッシュや1on1での抜きに入るとき、特に違いを感じやすく、スピードの乗りが良い=省エネで爆発力を出せるという印象を持ちました。 - 着地時の衝撃緩和:
かかとのクッションも分厚く作られており、特にジャンプシュート後の片足着地やファウルを受けた落下時に、その効果がよく分かります。足裏全体で“トン”と衝撃を受け止めてくれる安心感があり、疲労の蓄積も軽減されたように感じました。
履き心地や慣れについて
履き始めはやはりブーティ構造とチャックのタイトさが目立ちました。
特に足首周りはぴたっと締め付けられる感じがあり、「これ大丈夫かな?」という不安がありました。
しかし、2~3回の使用でアッパーが柔らかく馴染み、足首に吸い付くようなフィット感に変化。
また、内側に分厚いパディングがあるおかげで、紐の締め付けや動きによる擦れもほとんど気になりません。
チャック構造についての正直な感想:
- 見た目のアクセントとしては◎
チャック付きというだけで視覚的なインパクトは強く、周囲からも「それ何のバッシュ?」と聞かれることが増えました。 - 機能性は控えめ
実際のところ、フィット感を大きく変えるほどの役割はなく、チャックが無くてもシューレースだけで十分ホールドできる印象。ただ、履き脱ぎがスムーズになるという副次的な利点は感じました。
長時間プレイ後の印象:
- ムレにくい:内側素材がドライな感触で、汗がこもりにくい
- 足の疲労感が少ない:軽量性+クッション性で、プレイ後も足が楽
- ソックス選びに注意:薄手のソックスだと少し滑る感覚が出るため、クッション性のある中厚手ソックスと相性が良い
総じて、「ドンイシュー7」はプレイヤーのパフォーマンスを底上げしながら、足元のストレスを軽減してくれる完成度の高いモデルでした。
スピード、ジャンプ、カットインなど、アジリティを求めるプレイヤーにこそ一度試してもらいたい一足です。
adidas 「ドンイシュー7」に関するQ&A

adidas 「ドンイシュー7」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「ドンイシュー7」はどんなプレイスタイルに向いていますか?
スピードと瞬発力を活かしたプレイスタイル、特にガード系プレイヤーやウィングのアタッカーに適しています。蹴り出しの軽快さや横方向のサポートが強いため、ドライブや急停止、カットインなど、変化の多い動きを多用する選手にフィットします。
前作(ドンイシュー6)からの大きな違いは何ですか?
主な違いは以下のとおりです:
- クッション性能がさらに強化され、反発性が向上
- カカトのホールド性が改善され、足抜けしにくくなった
- アッパーにチャックが追加され、視覚的にも機能的にも新しい体験が加わった
- 若干の重量増はあるが、体感はむしろ軽く感じる設計
特に「6で唯一気になっていた部分が改善された」と感じた方も多いようです。
サイズ選びで迷っています。ナイキとの比較ではどうですか?
基本的にはナイキと同じサイズで問題ないですが、足幅や甲の高さによっては調整が必要です。
足のタイプ | サイズ選びの目安 |
---|---|
細身・甲低タイプ | ナイキよりハーフサイズダウンも検討 |
標準〜幅広タイプ | ナイキと同サイズ or ハーフサイズアップ |
履き口がタイトな構造なので、足を入れるときのフィーリングも含めて、可能であれば試着がおすすめです。
ほこりが多い体育館でも使えますか?
ダスト(ほこり)が多い環境では、やや滑りやすくなる傾向があります。アウトソールが粘着質な素材のため、ホコリが付きやすいのが難点です。ただし、手やタオルで定期的に拭けばグリップはしっかり回復します。こまめなケアを前提にすれば、十分実用に耐える性能です。
チャックの意味は?本当に必要?
チャック(ファスナー)は見た目のアクセントとしての意味合いが強く、フィット感の向上には大きな影響はありません。とはいえ、履き脱ぎのしやすさや、足首まわりのホールド性が調整しやすい点は実用的でもあります。個人差はありますが、「あって困ることはない」程度の要素と考えるのが妥当です。
長時間の練習や試合で疲れにくいですか?
はい。軽量性とクッション性のバランスが非常に良く、疲労感が少ないと感じました。特に足裏に感じる衝撃の吸収力が高く、ジャンプ後の着地でも膝や足首にダメージを感じにくい作りです。また、内装の素材も通気性が高く、蒸れやムズムズ感が少ないのも好印象でした。
「ドンイシュー7」は屋外コートでも使えますか?
基本的には屋内(インドア)向けのバッシュです。アウトソールのラバーは比較的柔らかいため、アスファルトや硬い屋外コートでは摩耗が早まる可能性があります。どうしても屋外で使用する場合は、使用頻度を抑えるか、別の屋外用バッシュと併用するのが望ましいです。
バッシュ全体の通気性はどうですか?
アッパー素材は通気性の高いメッシュと合成素材のコンビで構成されており、見た目よりも通気性は良好です。ただし、チャック付き構造による密閉感があるため、真夏の屋内で長時間プレイする場合は多少の蒸れを感じる可能性もあります。通気性重視なら中厚手の吸湿ソックスとの併用が◎です。
バッシュとしての“耐久性”はどうですか?
アッパー、ミッドソールともに耐久性は比較的高めの部類です。特にシューレースホールやアウトソール周辺の作りはしっかりしており、週2〜3回の使用ペースで半年以上は安心して使えるレベルと考えて良いでしょう。ただしアウトソールはダストの影響を受けやすいので、定期的なケア(拭き取り)と保管場所の工夫が長持ちの鍵になります。
チャック部分は壊れたり、開いたりしませんか?
現時点で多くのレビューでは、チャックの不具合(自然に開く・壊れる)といった報告は見られません。実際の使用感としても、ジッパーはやや硬めで安定しており、激しい動きの中でも開閉の心配はほぼ不要です。ただし、着脱時に強引に引っ張ると劣化の原因となるため、扱いは丁寧に。
初心者がいきなりこのモデルを選んでも大丈夫?
はい、むしろ初心者にこそ履き心地・安定性・反発力のバランスが良いこのモデルはおすすめです。特別なテクニックを必要とせず、「動きやすい」「疲れにくい」というシンプルな強みを持っているため、最初の1足としても安心して選べます。
adidas 「ドンイシュー7」レビューのまとめ

◆ シリーズの中でも「完成度の高さ」が際立つ一足
adidas 「ドンイシュー7」は、これまでのシリーズが培ってきた性能とプレイヤーの声を踏まえたうえで、「細部までチューニングされた」モデルです。
特に、前作「ドンイシュー6」の長所を活かしつつ、弱点であったカカトの抜け感やサポートのやや弱い部分を的確に強化。
まさに、「不満点を潰し、さらにワンランク上のバッシュに進化」したと言える仕上がりです。
◆ 特徴を項目別に総括
1. クッション性
- Lightstrike Proの搭載により、足裏への反応が明確で「弾むような反発力」を発揮。
- クッションの沈み込みは適度で、ジャンプ・カット・ストップといった動作がキレよくつながる。
- 着地時の衝撃緩和にも優れ、長時間使用しても膝や足裏へのダメージが少ない。
2. グリップ性
- 円形(360°)のパターンが全面に配置され、多方向への動きに対しても滑らない。
- 素材がやや粘着質のため、ダストが付着しやすいが、手拭きなどで容易にケアできる。
- 柔らかめのアウトソールは、屋内でのグリップ感を優先した仕様。
3. フィット性
- ブーティ構造+チャック付きアッパーにより、足とシューズの一体感が抜群。
- 足入れ直後はややタイトだが、数回の使用でアッパーがなじみ、柔らかくフィット。
- シューレースとチャックのダブル構造で「履き脱ぎが楽」「足型への追従力が高い」。
4. サポート性
- 中足部には**シャンクプレート(ねじれ防止パーツ)**を内蔵し、着地時の横ブレを抑制。
- カカト部分の補強とヒールクッションで足抜けしにくく、踏ん張りが利く。
- 横方向の動き・急停止などにも安定して対応可能。
5. デザインと外観
- 視覚的なインパクトのあるチャックやロゴ配置が特徴。
- シュータンのロゴが隠れない工夫など、実用性とファッション性の両立が図られている。
- NBA仕様や限定カラー展開も豊富で、プレイヤーとしての個性を出しやすい。
◆ ユーザー別・おすすめ度ガイド
プレイヤータイプ | おすすめ度 | 理由 |
---|---|---|
ガード(PG・SG) | ★★★★★ | 軽量+反発性+グリップ性の3拍子。瞬間的な動きに強く適応。 |
フォワード(SF・SG) | ★★★★☆ | 安定感とサポート性に優れるため、オールラウンドに使える。 |
センター/ポストプレイヤー | ★★★☆☆ | ホールド力はあるが、もっと剛性が高くクッション厚めのモデルを好む場合は他も検討。 |
初心者〜中級者プレイヤー | ★★★★★ | バランスがよく、クセが少ないため、最初の1足としても安心して選べる。 |
屋外コート中心のプレイヤー | ★★☆☆☆ | アウトソールが柔らかいため、屋外使用では耐久面がやや不安。インドア専用推奨。 |
◆ 注意点・選ぶ際のポイント
- チャックの構造が履き心地に合うかどうかは、足の甲の高さ次第。気になる方は店頭試着を。
- サイズ選びでは、ナイキとの比較で±0.5cmの調整が必要になる可能性あり。
- ダストの付きやすさ=メンテナンス頻度と捉えるのが吉。簡単に拭き取れるので心配は少ない。
◆ adidas 「ドンイシュー7」レビューの総括
adidas 「ドンイシュー7」は、ドノバン・ミッチェルのプレースタイルを体現するバッシュとして、完成度の高いアップデートを遂げた一足です。
軽量性と反発力を両立したLightstrike Proによるクッション性、あらゆる動きに対応する全方位型のグリップ、そしてブーティ構造とチャックを組み合わせたフィット感の高さは、プレイヤーのポテンシャルを最大限に引き出してくれます。
細部の補強やねじれ防止の構造によって、プレイ中の不安を最小限に抑えつつ、足元の安定感をしっかりと支えてくれる安心感も見逃せません。
前作からの進化点も明確で、特にカカトのホールド性やフィット調整の自由度が改善された点は、より多くのプレイヤーのニーズに応える内容となっています。
デザイン面でも個性を発揮できる仕様となっており、実用性とビジュアルの両面で満足度の高い仕上がりといえるでしょう。
もし、あなたがスピードと安定性の両立を求め、プレイ中のあらゆる動きを正確かつ快適にこなしたいのであれば、「ドンイシュー7」はその期待にしっかりと応えてくれるはずです。
あなたのバスケットボールライフに、確かな信頼とパフォーマンスを添える一足となることでしょう。