NIKEのバスケットボールシューズ「LEBRON XXII」（レブロン22）は、NBAのスター選手レブロン・ジェームズの新作シグネチャーモデルです。
このモデルは、40歳を迎える彼のキャリアを象徴するだけでなく、新しいシーズンを迎えた彼のプレースタイルをしっかりとサポートするよう設計されています。
「レブロン22」は、前作の21モデルを基にしたマイナーチェンジとされていますが、デザインや素材選びにおいて細かな改良が施されています。
外観においても前作とは一線を画す印象を与え、耐久性とサポート性の向上が強調されています。
注目すべきは、アウトソールのトラクションパターンや、クッションの配置に見られる工夫です。
これにより、プレイヤーの動きをよりダイナミックにサポートし、激しいプレーにも対応できるようになっています。
この記事では、「レブロン22」の特徴的なデザインや新たに強化された機能面、サイズ感などについて詳しく解説します。
また、実際に使用した体験談も交えて、初心者から上級者までがこのバッシュの魅力を感じ取れるような内容をお届けします。
ポチップ
NIKE 「レブロン22」の概要
このバッシュについて
「レブロン22」は、レブロン・ジェームズのために作られた新作シグネチャーモデルで、特にパワフルなプレースタイルを持つプレイヤーに向けて開発されています。
前作の「レブロン21」に比べ、軽量化と同時にサポート性の強化が図られ、フィジカルを活かしたプレーにも対応できる設計が特徴です。
また、ミッドソールに施されたクッション構造が衝撃を吸収しつつも瞬発的な動きにも適応するため、パワープレイヤーからも高評価を得ています。
デザイン
「レブロン22」のデザインは、過去のモデルにはない特徴を持ち、見た目からして印象的です。
アッパーにはレザーが使用されており、カラーによってアッパーの素材が変わるという仕様も取り入れられています。
ダイヤモンド形のグリップパターンや、鋭角でアグレッシブなラインを描くアウトソールなど、視覚的なインパクトも意識され、デザイン全体がレブロンの持つカリスマ性を反映しています。
また、前作に比べてローカット気味のデザインが特徴的で、軽快なシルエットでありながらもサポート性に優れた仕上がりとなっています。
重量
「レブロン22」の重量は私が購入した29cmで約470gでした。
バッシュの重量はパフォーマンスに大きな影響を与える要素のひとつです。
「レブロン22」の重量は前作の21より数字上ではやや重さが残っているように見えるものの、履いた時には軽く感じる作りになっています。
この「体感での軽さ」を実現するために、足に負担がかからない設計がなされており、特にジャンプや素早い動きに対しての負担を軽減することを意識しているようです。
実際、重さに関する懸念が少ないというレビューも多く見受けられます。
その他
「レブロン22」の構造には他にも細かな工夫が見られます。
例えば、アウトソールは前後で分離された独特な構造を持ち、瞬時の加速や方向転換をスムーズに行えるよう配慮されています。
また、内側のキルティング素材は足首周りのクッション性を高め、長時間の使用にも快適に対応します。
さらに、シューレースホールには特殊な加工が施され、紐がほどけにくく、耐久性がアップしています。
NIKE 「レブロン22」の機能
クッション性
「レブロン22」のクッション性は、特にジャンプやダッシュなど、激しい動きをするプレイヤーの足をしっかりと支えることを目的に設計されています。
ミッドソールには「クシュロン2.0」をベースに、前足部に「ターボユニット」後足部に「ズームエアユニット」が搭載されているため、衝撃吸収性が非常に高くなっています。
また、前足部と後足部を分離した設計により、前足部はより反発力を強化、後足部はより衝撃吸収力を高めているため、体重があるプレイヤーでも快適に動けるクッション性が特徴です。
このクッション性はレブロンが長年使用してきたシリーズならではの安心感もあります。
グリップ性
アウトソールのトラクションパターンには、ダイヤモンド形の模様やブレードパターン、ヘリンボンパターンが取り入れられており、グリップ力を大幅に向上させています。
ダイヤモンド形のグリップが特徴的で、特にコートでの方向転換や急ブレーキをかける際に高い安定感を発揮します。
また、今回のモデルではアウトソールの耐久性も考慮され、長く使い続けてもグリップ力が損なわれにくい設計になっています。
これにより、インドアのバスケットボールコートでのパフォーマンスが向上し、滑らずに素早い動きを可能にします。
フィット性
「レブロン22」は、レブロン自身の足形やプレースタイルに合わせて、足全体にフィットするよう設計されています。
特に、つま先の左右対称の形状は、レブロンのような外反母趾気味の足型にも合うようデザインされています。
また、アッパーには柔軟性と耐久性を兼ね備えた素材が使用され、さらにレザー素材のため、履くごとに足の形に馴染むフィット感が向上します。
足首周りにはクッション性が高いパッドが内蔵されているため、足首がしっかりと固定され、プレー中のブレを防ぎます。
サポート性
「レブロン22」のサポート性は、足元からしっかりとプレイヤーを支える構造が特徴です。
ミッドソールには、アディダスのシャンクプレートに似たサポートパーツが追加されており、足の中足部が安定しやすくなっています。
このサポートパーツによって、激しいストップや方向転換の際も足元がぶれにくくなり、安心して動けるのがポイントです。
また、足首周りには肉厚のパッドが入っており、足のぐらつきを抑えてくれます。
体格がしっかりしているプレイヤーや、力強いプレーをする選手にとって、足への負担を減らしながら安定したプレーを支えてくれる頼れるサポート性です。
その他
その他の機能として、「レブロン22」には耐久性が重視されたシューレースホールが特徴的です。
前方3つのホールがラップ型のシューレースホールとなっており、しっかりと固定されるため、試合中に紐がほどけにくい構造となっています。
また、素材にもこだわりがあり、シューレースホールの部分には加工が施されており、繰り返しの使用にも耐えられる耐久性を持たせています。
NIKE 「レブロン22」(EP)のサイズ感
サイズ感
私はNIKEで29cm、ASICSで28.5cmを通常では選択していますが、今回の「レブロン22」も29cmを選択しました。
「レブロン22」は、幅広い足型に対応するよう設計されていますが、EPサイズは特に足幅の広いプレイヤーに配慮した構造となっています。
前足部が多少細目に感じるものの、アッパー素材にはフィット感と柔軟性のあるレザーが使われており、使用するごとに足の形に馴染んでいきます。
サイズ選びにおいて、普段ナイキのシューズを履いている人は基本的に同じサイズで問題ないとされていますが、外反母趾の方や幅広の足型を持つ方は0.5サイズ上げることが推奨されます。
ユーザーレビューに基づくサイズレビュー
実際のユーザーレビューによると、「レブロン22は前足部がややタイト」という意見が多く、足幅が広い人や、長時間履くことで快適性を重視する方には、通常サイズより0.5サイズアップすることが適しているとされています。
また、足の形によってはつま先や親指周りに圧迫感を感じる場合があるため、一度試着してから購入することを勧める声も多くあります。
つま先が左右対称の形をしており、レブロン・ジェームズ自身の足形（外反母趾）を考慮したデザインであるため、外反母趾の方には快適な履き心地が得られやすい一方、甲が高い方や幅広の足には窮屈に感じることもあるようです。
全体的なフィット感は、しっかりと足をホールドする一方で、足首やかかとのパッドが柔らかいため、長時間の使用でも痛みが生じにくい仕様です。
そのため、コート上で激しい動きをするプレイヤーでも安心して着用でき、プレー中の安定感を求める方からの満足度も高くなっています。
NIKE 「レブロン22」を実際に使用した私の体験談レビュー
「レブロン22」を実際に履いてプレーしてみたところ、特にグリップ感やクッション性、フィット性が際立っており、どれもレブロンシリーズらしい高いパフォーマンスを感じることができました。
以下に、各要素の具体的な体験談をお伝えします。
グリップ感について
コート上でのグリップ性能は非常に優秀で、急停止や方向転換の動きにも安定して対応してくれました。
アウトソールのダイヤモンド形のパターンが強い接地感を生み、特にブレードパターンとヘリンボンパターンが複合されているため、激しいストップ＆ゴーでも滑らずにしっかりと対応できました。
屋内のバスケットボールコートでは、汗などの湿気がある場面でも滑りにくく、グリップの安定性は非常に高いです。
アウトソールの硬さとデザインが相まって、どの方向にもブレることなく踏み込むことができ、コート上での高い安定感が得られました。
クッション性について
「レブロン22」は、クッションシステムが非常に優秀で、ジャンプ後の着地やダッシュの衝撃をしっかりと和らげてくれます。
特に、かかと部分に配置されたZoom Airユニットがしっかりと足の動きに対応し、反発力を感じられるので、ダイナミックなジャンプをする際にも快適さを保てました。
アウトソールが前後で分離されていることで、接地面が分散され、体重がかかる瞬間にスムーズに衝撃を吸収してくれるため、プレー中の足への負担が軽減されます。
また、全体的なクッションのボリュームが足に負担をかけない程度に抑えられており、軽快な動きとしっかりとしたサポートの両方を感じることができました。
長時間使用時の快適さ
長時間プレーしても疲労感が少なく、足全体にわたるサポート感が長時間のプレーでも快適さを保ってくれました。
足首やかかと周りには厚めのパッドが内蔵されているため、ホールド感が非常に良く、安定したフィット感が得られます。
また、足全体を包み込むような構造が特徴的で、かかと部分のクッションも非常にしっかりしているため、着地時の衝撃を感じにくく、足首に負担がかかりにくいです。
内部のキルティング加工も、足の形にしっかりとフィットし、動きに合わせて柔軟に対応するため、試合中に足がずれることがなく、しっかりサポートされていると感じました。
素材と耐久性の印象
アッパーには高品質のレザーが使用されており、柔軟性がありながら耐久性も感じられます。
使用するうちに足の形に馴染んでくるため、履き込むことでフィット感がさらに増していくのも特徴です。
また、シューレースホールには加工が施され、長時間の使用でも紐が毛羽立ちにくく、アウトソールの耐久性も高いため、繰り返しの使用に耐えるタフな作りです。
シューズが硬化することなく、履くほどにフィットしていくので、日々の練習や試合で使用しても型崩れしにくく、長持ちします。
サイズ感と履き心地の調整
サイズ選びにはやや注意が必要で、甲高の方や幅広の足の方には若干タイトに感じるかもしれません。
私の場合も、最初の数回はつま先周りに少し圧迫感がありましたが、レザーが徐々に足の形に馴染んでくると、フィット感が安定しました。
もし幅広で圧迫を感じる方には、0.5サイズ上げるか、インソールを調整する方法も有効です。
また、シューレースの締め具合を変えることで、かかとのホールド感がしっかりするため、履き心地を自分の足に合わせやすいです。
全体として、「レブロン22」は快適なフィット感と高いパフォーマンス性が魅力のバッシュで、特にジャンプや激しい方向転換などの動きにも十分に対応できます。
強度や耐久性も高く、長期間にわたって使用できるシューズだと実感しています。
NIKE 「レブロン22」に関するQ&A
NIKE 「レブロン22」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
サイズ選びで気をつけるべきポイントは？
サイズ選びの際は、自分の足幅や甲の高さに注目することが大切です。「レブロン22」は前足部がやや狭めの作りとなっており、足幅が広い方や甲が高い方は通常サイズよりも0.5サイズ上げることで、快適なフィット感が得られやすいです。特に、幅広の足型を持つプレイヤーは、つま先や親指周りに圧迫を感じやすいことがあります。また、つま先部分が左右対称の形状のため、外反母趾気味の方には通常よりもフィット感が向上しやすい一方で、甲が低い方には少し余裕が生まれることがあります。可能であれば、試着してから購入することをおすすめします。
どのようなプレースタイルやポジションに向いていますか？
「レブロン22」は、特にフィジカルプレイが多いフォワードやセンターの選手におすすめのバッシュです。高いクッション性と安定感のあるグリップが特徴で、特にパワフルなジャンプや激しい方向転換など、負荷のかかるプレーにも対応できるよう設計されています。また、かかと部分のズームエアユニットが衝撃を吸収する一方で、前足部の反発力も兼ね備えているため、軽快な動きや素早いターンもサポートします。ガードの選手など、スピードを重視するプレイヤーにも安定感を提供できるため、どのポジションでも適応可能ですが、特に身体の大きな選手や体重のあるプレイヤーに最適です。
前作の「レブロン21」と比べて、どのような履き心地の違いがありますか？
「レブロン22」は前作に比べて、全体的にフィット感の向上が図られています。クッション性やグリップ性能に改良が加えられ、前後で分離したアウトソール構造がより自然な足運びをサポートするため、動きやすさが増しています。また、足首周りのサポートが厚めのパッドで強化され、フィット感が高まりました。前作よりも足全体を包み込む感覚があり、ホールド感が強化されたことで、足のぐらつきを抑えつつ、動きの自由度を保っています。
インドア・アウトドアのどちらでも使用できますか？
「レブロン22」は、基本的にはインドアのバスケットボールコートでの使用を前提に設計されています。アウトソールのトラクションパターンは、特にインドアでの滑りにくさを重視しているため、コート上で高いグリップ力が発揮されます。しかし、耐久性も高いため、アウトドアコートでの使用も可能です。ただし、アウトドアでの使用を続けるとアウトソールが摩耗しやすくなる可能性があるため、長持ちさせたい場合はインドアでの使用をおすすめします。ファッション性も高く普段履きとしても人気があるため、日常でも活躍させたい場合は、使用場所を分けると良いでしょう。
クッション性はどのくらい優れていますか？体重の重いプレイヤーでも問題ありませんか？
クッション性は「レブロン22」の大きな強みで、かかと部分に内蔵されたZoom Airユニットがジャンプやダッシュ時の衝撃をしっかり吸収してくれます。これにより、重量級のプレイヤーでも快適に使用できます。また、前後分離のアウトソールが体重を分散し、瞬発的な動きにも対応しているため、重いプレイヤーでも安心してプレーできます。Zoom Airユニットとミッドソールの組み合わせが適度な反発力と衝撃吸収力を提供し、衝撃の分散が実現されているため、プレー中の足への負担を軽減します。
NIKE 「レブロン22」レビューのまとめ
「レブロン22」は、NBAのスター選手レブロン・ジェームズの22作目のシグネチャーモデルとして開発された、パワフルなプレースタイルをサポートする高機能なバスケットボールシューズです。
デザイン性と機能性の両方を備え、プレイヤーの激しい動きにも対応するための最新技術が詰め込まれています。
この章では、「レブロン22」の特徴やユーザーにとってのメリット、適したプレースタイル、サイズ選びのポイントなどを再確認し、総合的にどのようなプレイヤーに最適かをまとめます。
「レブロン22」の特徴
- 優れたクッション性
「レブロン22」は、ミッドソールとズームエアユニットの配置により、優れた衝撃吸収力を実現しています。特にかかと部分にはZoom Airユニットが配置されており、ジャンプや着地時の足への衝撃を和らげると同時に、前足部には反発力があり、素早い蹴り出しをサポートします。このため、パワフルなジャンプや激しいプレースタイルでも快適さが保たれます。 - 高いグリップ性能
アウトソールにはダイヤモンド形のトラクションパターンが施され、方向転換や急停止の際でも滑らず、安定したグリップ力を発揮します。前後分離されたアウトソールはコートとの接地感を向上させ、瞬時の方向転換やジャンプへの対応もスムーズに行えるのが特徴です。このトラクション設計により、インドアコートでのパフォーマンスが最大限に引き出されます。 - フィット感とサポート性
「レブロン22」は、足全体をしっかり包み込むようなフィット感が特徴です。足首部分には厚みのあるパッドが備えられており、かかとのホールド力を高め、プレー中の安定感を強化します。加えて、アディダスのシャンクプレートに似たサポートパーツが内蔵されているため、激しいストップや急なターンの際にも足のブレが少なく、安定感があるのがポイントです。
適したプレイヤーやプレースタイル
「レブロン22」は、特にフォワードやセンターなど、パワフルなプレースタイルの選手に向いています。
体重がしっかりと乗るようなプレーやダイナミックなジャンプが多い選手でも、クッション性とサポート性が足への負担を軽減し、長時間のプレーをサポートします。
また、サイズをしっかり選べば足の幅が広い選手や外反母趾の傾向がある選手にとっても快適な履き心地が得やすく、しっかりと足を包み込む設計が、プレー中の安心感を提供してくれます。
サイズ選びのポイント
「レブロン22」は、標準的な足幅の方であれば通常のナイキサイズで問題ないことが多いですが、足幅が広い方や甲高の方には0.5サイズアップをおすすめします。
つま先部分が左右対称の形状で、レブロン・ジェームズの足形を考慮した設計のため、外反母趾気味の方でも圧迫感を感じにくい仕様です。
試着可能な場合は、実際に履いてフィット感を確認することが理想的です。
耐久性とメンテナンス
「レブロン22」のアッパーには耐久性のあるレザーが使用されているため、使うほどに足に馴染み、フィット感が増していきます。
また、耐久性の高いアウトソールとしっかりと加工されたシューレースホールによって、長期間使用しても型崩れや紐の毛羽立ちが起こりにくいです。
メンテナンス方法としては、使用後に表面の汚れを柔らかい布やレザークリーナーで拭き取ることが推奨され、特にインドアコートでの使用であれば長く快適に使用できます。
また、シューキーパーを使用することでシワがつきにくく、シューズの形状を保てるため、長持ちさせたい場合にはおすすめです。
NIKE 「レブロン22」レビューの総括
「レブロン22」は、プレイヤーがコート上でのパフォーマンスを最大限に引き出せるよう、安定感、フィット感、衝撃吸収の3点をバランスよく備えたバスケットボールシューズです。
特に体格がしっかりしたプレイヤーや、力強い動きが多いプレースタイルを持つ選手にとって、耐久性と機能性の両方で信頼できる一足です。
また、普段のファッションにも取り入れやすいデザイン性も備えており、試合用としてだけでなく、ファッションアイテムとしても愛用されることが多いモデルです。
「レブロン22」は、初心者から上級者まで幅広いプレイヤーが安心して使用できる頼れるバッシュであり、長期的に見て価値ある選択肢となるでしょう。
