今回紹介するのは、UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)から発売された最新モデルのバスケットシューズ『SPAWN 7(スポーン7)』です。
アンダーアーマーのスポーンシリーズといえば、バスケットボールプレイヤーの間でも評価の高い人気シリーズであり、その性能やデザイン性から根強いファンを獲得しています。
特に今回の「スポーン7」では、アンダーアーマーとして初めてとなるクッション素材の二重構造(HOVRとMicro G)を採用しているなど、これまでのモデルとは一味違う魅力的な進化が見られます。
デザイン面でも前作の「スポーン6」から一新され、よりスタイリッシュでありながら機能性を重視した仕上がりとなっています。
そのため、普段からスポーンシリーズを愛用しているユーザーはもちろん、新たにバッシュの購入を検討しているプレイヤーにとっても注目度の高いモデルと言えるでしょう。
この記事では、そんな「スポーン7」の概要から実際に履いた感想、ユーザーが気になるサイズ感や機能面について、詳しくレビューしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
UNDER ARMOUR 「スポーン7」の概要

ここではUNDER ARMOUR 「スポーン7」について詳しく解説します。
バッシュ選びの基本的な項目である、製品の特徴・デザイン・重量・その他のポイントをそれぞれ整理してみました。
UNDER ARMOUR 「スポーン7」について
『SPAWN(スポーン)』シリーズは、UNDER ARMOURが展開するバスケットボールシューズラインであり、機動性とサポート性のバランスを重視した設計が特徴です。
特に今回の「スポーン7」では、アンダーアーマー初となる二重構造クッション(HOVR+Micro G) が採用され、ブランドの新しい方向性を示すモデルとなっています。
- シリーズ名: UNDER ARMOUR SPAWN 7
- 価格帯: 約15,000円前後
- クッション: HOVR(吸収性)+Micro G(反発性)の2層構造
- タイプ: ローカット(低めのトップライン設計)
- 用途: オールラウンドなバスケットボールプレイに対応
デザインの特徴
デザインは前作の「スポーン6」を踏襲しつつも、素材の質感やシューズのラインなどでアップデートが施されています。
- アッパー素材: 二重メッシュ素材(通気性とフィット性を両立)
- 補強部分: 耐久性向上のためTPU素材で補強
- アウトソールの形状: フラットではなくやや丸みを帯びており、スムーズな踏み込みをサポート
- カラーリング: 派手すぎない落ち着いたカラーが中心(好みは分かれるが、全体的にクリーンな印象)
デザインのポイントを整理
- 派手すぎない落ち着いたカラー展開
- アッパーに複数のパーツを使用しているが、ゴツゴツ感は控えめ
- 丸みを帯びたアウトソールでスムーズな足運びが可能
- トップラインが広め(サポーターとの相性が良好)
重量について
「スポーン7」の重量は、一般的なバスケットボールシューズの中では標準的なレベルです。
- 重量:約410g(29cmの場合)
- 特に軽量とは言えないが、クッション性やサポート性を考えると妥当な重量
- 足への負担は比較的軽く、プレイ中に重さを意識させないレベルに調整されている
※サイズが小さくなると、それに伴って重量もやや軽くなる傾向があります。
その他の特徴
上記以外にも「スポーン7」には以下のような特徴があります。
- インソール: 取り外しが難しい接着型インソール
(交換したい場合はドライヤーなどを使って慎重に取り外す必要あり) - シューレースホール: 5つの穴があり、しっかり締め上げることが可能
(ただし、中足部にやや圧迫感を感じる場合あり) - つま先形状: ややスクエア型でつま先部にゆとりがある
(幅広の足型を持つ日本人ユーザーにもフィットしやすい設計)
UNDER ARMOUR 「スポーン7」の機能

ここでは、UNDER ARMOUR 「スポーン7」のバスケットボールシューズとしての機能をさらに詳しく掘り下げていきます。
特に重要な要素である「クッション性」「グリップ性」「フィット性」「サポート性」などについて、分かりやすくまとめました。
クッション性
「スポーン7」の最大の特徴の一つは、アンダーアーマーとして初めて採用した二重構造クッションです。
- 搭載クッション素材:
- HOVRフォーム(吸収性重視)
- Micro Gフォーム(反発性重視)
これにより、以下の特性を実現しています。
クッション素材 | 特徴・効果 |
---|---|
HOVRフォーム | 着地時の衝撃吸収に優れ、膝や足首の負担を軽減。 |
Micro Gフォーム | 踏み込み時に適度な反発性があり、スムーズな動きをサポート。 |
ポイント
- クッションは柔らかすぎず、適度な硬さで安定性を保ちながら、しっかりとした衝撃吸収力がある。
- 吸収性と反発性のバランスが良く、「ボヨンボヨン」しすぎない安定感があるため、幅広いプレイヤーに対応可能。
グリップ性
アウトソールは特殊なパターンを採用しており、強力なグリップを発揮します。
- 特徴的なグリップのポイント:
- 接地面はやや丸みを帯びているため、あらゆる角度からの踏み込みが可能。
- グリップ力は強く、急なストップや方向転換も安定して行える。
- スキール音(キュッという音)はあまり鳴らないが、しっかりと床面を掴む感覚がある。
グリップ性能 | 説明 |
---|---|
アウトソール形状 | 丸みを帯びており、スムーズな体重移動を可能に |
パターンの設計 | 強いグリップ力で、滑りにくい設計 |
エッジの効き方 | 適度に丸みがあり、急激すぎるストップによる足の負担を軽減 |
フィット性
「スポーン7」のフィット性は、高い評価を受けています。
- アッパー素材:
- 通気性と柔軟性を兼ね備えた「二重メッシュ」を採用。
- TPU補強:
- 耐久性が必要な部分にのみTPUで補強が施され、過度に硬くなりすぎない絶妙なフィット感を実現。
一方で注意点として、以下があります。
- 足首周りのトップラインがやや広いため、強く締めると中足部に少し圧迫感を感じる場合がある。
- シューレースホール(靴紐を通す穴)は5つあるが、人によってはあと一つくらいは欲しいと感じるかも
フィット性の特徴 | 説明 |
---|---|
アッパー素材 | 柔らかく通気性が良く、足に優しくフィット |
締め心地 | 強く締めるとやや圧迫感あり |
トップラインの開口 | 広め(サポーター使用者には良好) |
サポート性
「スポーン7」はローカットでありながら、バスケットシューズとして必要なサポート性もしっかり備えています。
- ヒールカウンター(踵部補強):
- 踵周りに内蔵されており、踵のズレやブレを防止する構造。
- ミッドフットTPU補強:
- 中足部のねじれを抑え、安定した着地を実現。
- ヒールカップの深さ:
- やや浅め。安定感はあるが、サポーター着用のほうが安定感が高まる傾向がある。
サポート機能 | 説明 |
---|---|
ヒールカウンター | 内蔵型で踵周りを安定 |
TPU補強 | 横方向の動きに対して安定性向上 |
ヒールカップ | やや浅め(サポーターとの併用推奨) |
その他の機能
さらに特筆すべき細かな機能として以下があります。
- 通気性:
- 二重メッシュ素材による高い通気性を実現。
- 耐久性:
- アッパーやTPU補強部により耐久性が高く、比較的長期間の使用に耐える設計。
- インソール交換難易度:
- インソールは接着式のため、交換には注意が必要。
その他の機能 | 説明 |
---|---|
通気性 | 優れた二重メッシュ素材でムレを軽減 |
耐久性 | TPU補強により高耐久 |
インソール | 接着式のため、取り外し・交換がやや難しい |
これらの機能を総合すると、「スポーン7」は、バランスの取れた万能タイプのシューズとして、多くのバスケットボールプレイヤーのニーズを満たす一足であることが分かります。
UNDER ARMOUR 「スポーン7」のサイズ感

UNDER ARMOUR 「スポーン7」のサイズ感について、実際の履き心地やユーザーレビューをもとに詳しく解説します。
サイズ選びに迷われている方は、ぜひ参考にしてください。
サイズ感について(全体的な特徴)
私は普段NIKEで29cm、ASICSで28.5cmを選択することが多いですが、今回は29cmを選んで満足しています。
「スポーン7」のサイズ感は、以下のような特徴があります。
- 基本的にはナイキと同じサイズ選びで問題ない。
- つま先部分がややスクエア型(四角形)になっており、指先に余裕ができやすい設計。
- 足幅(ワイズ)は標準~やや広め。
- 中足部は比較的タイトな設計で、足幅が極端に広い方や扁平足気味の方はやや注意が必要。
サイズ感のポイントを整理
- ナイキと同サイズがおすすめ。
- 指先部分に少し余裕があるので、ピッタリ感を求める方はハーフサイズダウンも検討。
- 試着が難しい場合、ナイキと同じサイズを推奨し、靴下やインソールで調整がベター。
- 扁平足や極端な幅広足の方には、中足部のタイト感がやや気になる可能性あり。
ユーザーレビューに基づくサイズレビュー
実際のユーザーからの声を基に、サイズ選びの参考になるポイントをまとめました。
【ユーザーのサイズ感レビュー】
足型の特徴 | おすすめのサイズ選び | 注意点 |
---|---|---|
標準的な足型 | ナイキと同サイズ | 特に問題なく履ける |
やや幅広・甲高の方 | ナイキと同サイズ(靴下調整推奨) | 中足部が少しタイトに感じる可能性あり |
つま先のフィット感重視の方 | ナイキよりハーフサイズダウンも検討可 | 試着が可能なら試着してから選ぶ |
扁平足の方 | ナイキと同サイズまたはハーフサイズアップ | 中足部のフィット感に注意 |
【注意が必要なポイント】
- 「スポーン7」のトップラインが広めに作られているため、ゆるめに履くと踵抜けが起こる可能性があります。
- 強く紐を締めると中足部にやや圧迫感が出ることもあります。
- インソール交換は難しいため、サイズ選びは慎重に行いましょう。
■ サイズ選びのポイントまとめ
- 基本的にはナイキのサイズを基準に選ぶ。
- 指先のゆとりが気になる方は靴下の厚さやインソールで微調整。
- 足幅が広い方や甲が高い方は、特に中足部の締め付け感に注意。
- 扁平足の場合、ハーフサイズアップも検討する。
- 可能であれば試着がベスト。
UNDER ARMOUR 「スポーン7」を実際に使用した私の体験談・レビュー

ここでは、実際に私自身がUNDER ARMOUR 「スポーン7」を使用して感じたリアルな感想をお伝えします。
良かった点や気になった点、他のモデルとの比較を交えながら、詳しくレビューしていきます。
実際のプレイで感じた良かった点
実際に「スポーン7」を履いてバスケットボールをプレイした際に、特に良かったと感じたポイントを以下にまとめました。
- 抜群のグリップ性能
- 急な方向転換でもしっかり床を掴み、安心してプレイできた。
- ストップ&ダッシュなど、細かな動きに安定感あり。
- クッションのバランスの良さ
- 衝撃吸収(HOVR)と反発性(Micro G)の組み合わせが絶妙で、足への負担が非常に少ない。
- 試合後も足裏や膝の疲労が軽減された実感があった。
- 快適なフィット感
- 二重メッシュ素材のおかげで足全体にストレスなくフィット。
- 通気性がよく、汗による不快感が少なかった。
- 価格以上の品質感
- 1万円台前半でありながら、非常に高いパフォーマンスを発揮。
- クッションやグリップなどの基本性能が高く、コスパの良さを強く感じた。
プレイして特に良かった点
- グリップが良く、滑る不安なし
- 足への負担が少ない絶妙なクッション
- フィット感が快適でムレも少ない
- 性能に対して価格が安い(コスパ◎)
気になった点や改善してほしいポイント
高評価の一方で、プレイ中に少し気になった点もありました。
- 中足部の締め付け感
- トップラインが広めのため、靴紐を強く締めると中足部にやや圧迫感を感じた。
- 長時間プレイすると若干気になる場合あり。
- ヒールカップの浅さ
- 踵周りが浅めの設計で、サポーターなしで履くと踵抜け感が少し気になった。
- サポーター併用であれば解消されるが、もう少し深めだとさらに安心感が増す。
- インソールの交換が困難
- インソールが接着式のため、交換したい場合は手間がかかる。
- 自分好みのインソールに変えたいプレイヤーにはやや不便。
気になった点のまとめ
- 中足部が少しタイト(締めすぎ注意)
- ヒールカップがやや浅め(サポーター推奨)
- インソール交換の難易度が高い(接着式)
■私の体験談まとめ
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
クッション性 | ★★★★★ | バランスがよく、衝撃吸収と反発を両立 |
グリップ性 | ★★★★★ | 安定感があり、滑る心配なし |
フィット性 | ★★★★☆ | 全体的には快適だが、中足部が少しタイト |
サポート性 | ★★★★☆ | ヒールカップが浅めだが、サポーターで調整可能 |
サイズ感 | ★★★★☆ | ナイキと同サイズが推奨。つま先に少し余裕あり |
耐久性 | ★★★★☆ | 数回の使用では問題なし |
コスパ | ★★★★★ | 性能を考えると圧倒的なコスパの高さ |
UNDER ARMOUR 「スポーン7」に関するQ&A

ここでは、UNDER ARMOUR 「スポーン7」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「スポーン7」のサイズ選びはどうすればよいですか?
基本的には、ナイキと同じサイズで問題ありません。ただし、以下の点を参考にしてください。
- つま先部分がスクエア型でゆとりがあるため、ジャストフィットを求める場合は、ハーフサイズダウンを検討しても良いです。
- 中足部はタイト気味なので、幅広や扁平足の方はナイキと同じかハーフサイズアップで調整しましょう。
- 試着できない場合、靴下やインソールで微調整することをおすすめします。
クッション性は本当に良いのですか?他のバッシュと比べてどう違いますか?
「スポーン7」のクッション性は非常に良好です。
- アンダーアーマー初のHOVRフォーム(吸収性)+Micro Gフォーム(反発性)を二重に採用しています。
- クッションは柔らかすぎず硬すぎず、程よく足をサポートします。
- ナイキのReactフォームやZoom Airなどと比較すると、「ソフトさ」より「安定感・バランス」を重視したクッション感です。
比較モデル | クッションの特徴 | SPAWN 7との違い |
---|---|---|
Nike React | ソフトで衝撃吸収が高い | 「スポーン7」はやや硬めで安定感重視 |
Nike Zoom Air | 強い反発感がある | 「スポーン7」は適度な反発と吸収のバランス |
Under Armour Flow | クッション薄め、コート感覚重視 | 「スポーン7」はクッション性が高く疲労感が少ない |
グリップ性能は室内・屋外どちらでも使えますか?
基本的には室内用(体育館など)ですが、屋外コートでも使用可能です。
- 室内では高いグリップ性能を発揮します。
- アウトソールに耐久性があり、多少の屋外使用(コンクリート)にも対応できます。
- ただし、主に屋外での使用を想定した設計ではないため、屋外メインで使う場合は耐久性に注意が必要です。
使用環境 | グリップ | 耐久性 |
---|---|---|
室内コート | ◎ 非常に良好 | ◎ 長持ち |
屋外コート | ○ 問題なく使用可能 | △ やや消耗が早まる可能性 |
足首周りのサポート性能はどうですか?
「スポーン7」はローカットモデルなので、足首周りのサポート性は中程度です。
- 足首の自由度が高く、機敏な動きに適しています。
- 一方、足首の固定性はあまり高くないため、捻挫などが心配な方はサポーターの併用を推奨します。
項目 | 詳細 |
---|---|
足首の自由度 | 高め(動きやすい) |
足首の固定性 | 中程度(サポーター使用で改善可能) |
耐久性はどうですか?長く使えそうですか?
「スポーン7」の耐久性は良好です。
- アッパーにはTPU補強が施され、耐摩耗性が高いです。
- アウトソールも丈夫な作りで、数回のプレイではほとんど消耗を感じませんでした。
- 通常のバッシュと同程度以上の耐久性があります。
部位 | 耐久性評価 | 説明 |
---|---|---|
アッパー | ◎ | TPU補強があり破れにくい |
アウトソール | ○〜◎ | 屋内使用では高耐久。屋外では多少消耗が早まる |
価格に対するコスパは良いですか?
非常にコスパの良いモデルです。
- 定価は約15,000円ですが、性能面(クッション性・グリップ・フィット感)が高い水準にあり、実売価格を考えると抜群のコスパです。
- セールなどで価格がさらに下がれば、よりお得感が増します。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
定価(約15,000円) | ★★★★★ | 性能に対して十分安い |
セール価格(〜12,000円前後) | ★★★★★+α | 圧倒的なコスパ |
「スポーン7」はどんなプレイヤーに向いていますか?
以下のようなプレイヤーに特におすすめです。
- オールラウンドにプレイする人(ポジションを選ばない)
- クッション性とグリップ性のバランスを重視する人
- コスパが良く、高性能なバッシュを探している人
- 足首の自由度を確保したい人(ローカットモデルを好む人)
逆に、足首のサポート性を最重要視するプレイヤーにはやや向かないかもしれません。
向いているプレイヤー | あまり向かないプレイヤー |
---|---|
オールラウンダー | 足首に不安がある方 |
クッション性を求める | ハイカット好き |
機動性を重視 | 強力な足首固定が必要 |
インソールは取り外して洗えますか?
基本的にインソールは接着されているため、取り外しが難しいです。
- 無理に外すと破損する可能性があります。
- 汚れが気になる場合は、消臭スプレーや濡れタオルでの拭き取りを推奨します。
- どうしても交換や洗浄が必要な場合は、ドライヤーの温風を慎重に当て、ゆっくり剥がすことも可能ですが、自己責任での作業となります。
長時間履いていて足の疲れは感じますか?
クッション性が高いため、疲れは感じにくいシューズです。
- HOVRとMicro Gの二重クッションにより、足裏や膝への負担が軽減され、長時間のプレイでも比較的疲れにくい印象です。
- 一方で中足部がタイトなため、幅広や甲高の方が長時間履くと、少し圧迫感を感じる場合があります。
通気性はどの程度ありますか?
通気性は高いと感じます。
- アッパーに二重メッシュ素材を使用しており、熱や湿気がこもりにくい構造です。
- 長時間プレイしてもムレが少なく、快適な履き心地が維持されます。
初心者でも履きやすいシューズでしょうか?
初心者にも履きやすいシューズです。
- 安定感・グリップ力・クッション性能のバランスが良いため、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
- 特にクッションが程よく効いているため、初心者でも膝や足への負担が少なく、安心してプレイできます。
履き始めに「慣らし期間」は必要でしょうか?
ほとんど必要ありませんが、若干の慣らし期間は推奨します。
- 特に問題なく最初から快適に履けますが、中足部のタイト感やフィット感を最大限にするため、2~3回程度の練習で足に馴染ませるとよりフィットします。
- クッションやアウトソールは初回から違和感なく使用可能です。
UNDER ARMOUR 「スポーン7」レビューのまとめ

ここまでUNDER ARMOURの最新バスケットボールシューズ「スポーン7」について詳しくレビューしてきました。
最後に、記事のポイントを改めて整理し、「スポーン7」がどのようなプレイヤーにおすすめできるのかを明確にまとめます。
■ 「スポーン7」の特に優れたポイント(メリット)
- アンダーアーマー初の二重構造クッション
- HOVRフォーム(衝撃吸収)+Micro Gフォーム(反発性)
- 疲労感が少なく、バランスが絶妙。
- 高いグリップ性能
- 床をしっかり掴み、滑りにくく安定性抜群。
- 屋内コートでのパフォーマンスが特に優秀。
- 快適なフィット感と高い通気性
- 二重メッシュ素材を採用し、通気性が良く足ムレが少ない。
- 足型が標準〜やや幅広のプレイヤーに合いやすい。
- 抜群のコストパフォーマンス
- 定価約15,000円とは思えない高性能。
- 性能と価格を考えると非常に満足度が高い。
■ 気をつけたいポイント(デメリット・注意点)
- 中足部がややタイト
- 強く締めると圧迫感を感じることがあるため注意。
- 足幅が広い方はハーフサイズアップも検討。
- ヒールカップが浅め
- 足首サポーター併用がおすすめ。
- サポーター無しでは踵抜け感が出ることもある。
- インソールが接着式で交換が困難
- インソールのカスタマイズを考える人には不便。
■ サイズ選びの最終的なアドバイス
- 基本的にはナイキと同じサイズを選ぶ。
- つま先にやや余裕があるため、ピッタリ履きたい人はハーフサイズダウンも可。
- 幅広や甲高の人、扁平足の人はハーフサイズアップを検討する。
足の特徴 | おすすめサイズ |
---|---|
標準的 | ナイキと同じサイズ |
つま先ジャストフィットを求める | ハーフサイズダウン |
幅広・甲高・扁平足 | 同サイズ~ハーフサイズアップ |
■ 「スポーン7」はこんなプレイヤーにおすすめ!
- コストパフォーマンス重視のプレイヤー
- 性能が高く価格が手頃なシューズを探している方。
- クッション性とグリップ性を求めるプレイヤー
- プレイ中の足への負担を軽減したい方に特に適しています。
- ポジションを問わないオールラウンドプレイヤー
- 万能な性能のため、幅広いプレイスタイルに対応可能。
- 初心者〜中級者
- 初めてのバッシュ選びにも最適なモデル。
おすすめなプレイヤー | 向かない可能性があるプレイヤー |
---|---|
オールラウンドなプレイヤー | 足首の強いサポートが必要なプレイヤー |
クッション重視のプレイヤー | 極端に幅広な足型のプレイヤー |
コスパを求める方 | ハイカットが好きなプレイヤー |
■ 総合評価
項目 | 評価 | 短評 |
---|---|---|
クッション性 | ★★★★★ | 吸収性・反発性の絶妙なバランス |
グリップ性 | ★★★★★ | 安定感抜群 |
フィット性 | ★★★★☆ | ややタイトな部分はあるが快適 |
サポート性 | ★★★★☆ | サポーター併用推奨 |
サイズ感 | ★★★★☆ | 標準的だが若干余裕あり |
耐久性 | ★★★★☆ | 一般的なバッシュより高耐久 |
通気性 | ★★★★★ | ムレにくく快適 |
コスパ | ★★★★★ | 極めて良好 |
価格と性能を考えると、極めて優秀なバッシュです。
■ UNDER ARMOUR 「スポーン7」レビューのの総括
UNDER ARMOUR 「スポーン7」は、アンダーアーマー初の二重クッション構造を取り入れ、グリップ性能やフィット感、コストパフォーマンスに優れた一足です。
履き心地も快適で初心者から中・上級者まで幅広く対応し、オールラウンドなプレイを好む方には特におすすめできます。
サイズ感や足首のサポート性には若干の注意が必要ですが、全体的にバランスの取れた優秀なモデルだと感じました。
高性能でリーズナブルな価格のバッシュを探している方には、ぜひ試してほしい一足です。