バスケットボールシューズの世界では、競技レベルやプレースタイル、使用環境に応じて多様なモデルが登場しています。
そんな中で突如として現れたのが、NIKE S.T. FLARE(STフレア)。
公式オンラインストアにひっそりと登場したこの一足は、明確なプロモーションも少ないまま注目を集める存在となりました。
「STフレア」は、ナイキが展開するバッシュの中でも屋外でのプレーや耐久性を重視した設計を特徴としています。
中国市場を起点としながら、日本でも静かに取り扱いが始まったこのモデルは、「サブリナ1」や「ルカシリーズ」などの既存モデルとも重なるデザイン要素を持ちつつ、独自の個性を発揮しています。
この記事では、そんな「STフレア」の全貌に迫るべく、デザイン・機能・サイズ感といった基本情報に加え、実際の使用感に基づいた体験談や、ユーザーの声をもとにした評価まで、初心者にもわかりやすく徹底レビューしていきます。
これから屋内外で使用するバッシュを探している方や、コストパフォーマンスに優れた新しい選択肢を検討している方にとって、有益な内容になるはずです。

NIKE 「STフレア」の概要

NIKE 「STフレア」について
NIKE 「STフレア」は、中国市場で先行リリースされたあと、日本国内のナイキ公式オンラインストアに突如登場したモデルです。
明確な選手モデルでもなく、プロモーションも少なかったため、その存在を知っている人は限られていましたが、バスケットボール愛好者の間では密かに注目を集めています。
このシューズの最大の特徴は、屋外(アウトドア)プレーを前提に設計された耐久性と安定性にあります。
ナイキでは珍しい「ストリート特化型バッシュ」として、ゴムの厚みや補強素材の多用など、タフな構造が印象的です。
デザイン
デザインは一見シンプルながらも、よく見ると随所にこだわりが詰まっています。
- アッパーのシルエット:視点によっては「サブリナ1」や「ルカ1」にも似ており、ナイキらしい流線的でスマートな印象。
- シューレース周辺のゴールドパーツ:全カラーに共通して使用され、やや装飾的ながら、フィット感の調整に貢献。
- トップライン(履き口):大きく開いた構造で、サポーターを着用した状態でも履きやすい設計。
飾り気のないデザインながら、細部には機能と個性が同居しており、見る人によって印象が変わる「玄人好み」なルックスです。
重量
重量は29cmで約430g(片足)。
バッシュの中では標準的で、「軽すぎず・重すぎず」という絶妙なバランスです。
プレー中の俊敏性や安定感とのバランスを取るにはちょうど良く、耐久性重視モデルとしてはむしろ軽量寄りと評価する声もあります。
その他の特徴
- 価格:定価14,630円(税込)と、ナイキの現行モデルの中ではかなりリーズナブル。
- コンセプト:明確なプレーヤーサインモデルではなく、「誰にでもフィットする汎用性の高い設計」。
- 耐久構造:
- アウトソールの溝が深く、ゴミが詰まりにくい
- TPU補強や多層構造によるアッパーの保護性能
- クッションの沈み込みを抑える外周構造
まとめると、「STフレア」は「安価でタフな、外履きにも強いバッシュを探している人」や、「クセが少なく、どんなスタイルにも対応できる万能型バッシュ」を求めている方にぴったりの一足です。
NIKE 「STフレア」の性能

NIKE 「STフレア」は、「屋内外問わず使えるタフな性能」をコンセプトに設計された、極めて実用的なバスケットボールシューズです。
以下では、その機能面をクッション性・グリップ性・フィット性・サポート性・その他の特徴に分けて詳しく解説します。
クッション性
「STフレア」には、Zoom AirユニットとCushlon 3.0フォームを組み合わせたクッショニングが採用されています。
- 前足部にはZoom Airを搭載。ステップ時の反発力を確保し、切り返しやジャンプに有利。
- ミッドソールにはCushlon 3.0が配置され、全体的な柔軟性と着地時の衝撃吸収を両立。
- Zoomユニット周辺をアウトソールで囲む構造になっており、クッションの沈み込みや劣化を抑える独自設計。
この構造は、「GTカットアカデミー」や「Luka 77」に似た履き心地を提供しつつ、より耐久性を重視した構成といえます。
グリップ性
アウトソールにはXDRラバーを採用し、耐摩耗性を高めることで、アスファルトや屋外コートでの使用にも対応しています。
- トラクションパターンは広めに間隔を取った設計で、ゴミ詰まりを軽減。
- 屋外でもしっかり止まれるグリップ力を確保しつつ、クリア系のべたつき感が少ないため、滑りすぎることもないバランス型。
- グリップ音(スキール音)が最初から出るが、表面のざらつきが取れるとやや変化する点も特徴的。
評価項目 | 内容 |
---|---|
初期グリップ | 高め(スキール音あり) |
継続性 | 表面が削れると若干低下 |
屋外対応 | ◎(XDRソール) |
ゴミの詰まりにくさ | △(面の広い構造) |
フィット性
フィット性に関しては、フライワイヤーケーブルと広い調整幅が特徴です。
- シューレース穴にフライワイヤーを採用し、しっかり締めると甲全体を包み込むようにフィット。
- 甲の高さや足の幅に合わせて調整しやすい構造で、多くのプレーヤーに適応可能。
- ゴールドのシューレースパーツは飾りのようにも見えるが、意外と実用性が高く、スムーズな着脱が可能。
また、タン部分(ベロ)はやや薄めで主張は控えめですが、履いていて違和感を覚えるような部分は少ない構造です。
サポート性
「STフレア」は、耐久性だけでなく、サポート構造にも工夫が見られます。
- TPU補強が随所に配置されており、捻れに対してしっかりした安定感を提供。
- 屈曲時の足当たりを軽減するトウ部分のクッション構造あり。
- ヒールカウンターはアウトソールと一体化し、後足部のホールドを強化。
- トップライン(履き口)はやや広く、足首サポーターをつけたままでも履ける仕様。
このように、アッパーからアウトソールに至るまで、保護性と快適性のバランスを取る設計が目立ちます。
その他
- 通気性:アッパー素材は目立った通気構造はないが、オーバーヒートするほどの密閉感はない。
- レース(靴紐):極太のストレッチレースを採用。伸縮性があり、締めるとしっかり固定されるが、解けにくい仕様。
- 耐久性:補強パーツが多層構造になっており、特にアウトドアでのハードな使用にも耐える設計。
総じて、「STフレア」は「軽快さよりも、安心感とタフさ」を重視したいプレーヤーに適した一足です。
特に、外でバスケをする機会が多い方や、コストを抑えつつも性能に妥協したくない人にとっては、理想的な選択肢といえるでしょう。
NIKE 「STフレア」のサイズ感

NIKE 「STフレア」のサイズ感は、ナイキ製バスケットボールシューズの中でも比較的標準的なフィット感に設計されています。
ただし、足の形や履き方によって微妙な差異が出るため、以下の2つの視点から詳しく解説します。
サイズ感
私は普段NIKEで29cm、ASICSで28.5cmを選択しますが、「STフレア」は29cmで少しタイト目ですがフィットしました。
実際のサイズ選びに関しては、以下のような傾向が見られます。
- 足長に対してはややタイト寄り
- 「ぴったり履きたい」人には、普段通りのNIKEのサイズ(ジャスト)で問題ないケースが多い。
- ゆとりを持ちたい場合や、厚手のソックス・インソールを併用する人はハーフサイズアップを検討してもよい。
- 甲の高さ・足幅への対応性が高い
- 調整幅の広いフライワイヤー構造のおかげで、幅広・甲高の足でもしっかりフィットする設計。
- 履き口(トップライン)にゆとりあり
- 足首周りのクリアランスが広めにとられているため、足首サポーターを装着した状態でも履きやすい。
項目 | 評価 |
---|---|
足長のフィット感 | ややタイト寄り(ジャスト〜+0.5cm推奨) |
足幅対応 | 調整幅が広く対応力あり |
甲高対応 | フライワイヤーでしっかり固定可 |
履き口の広さ | 広めでサポーター併用に適す |
ユーザーレビューに基づくサイズレビュー
実際のユーザーやレビュワーの声を反映すると、以下のような傾向が見られます:
- 「普段29.0cmを履いているが、もう少しゆとりが欲しかった。できれば29.5がベストだったかも」
- 「幅広の自分でもしっかりホールドされて安心感があった」
- 「履き口が広くてサポーターをつけたままでも脱ぎ履きが楽」
一方で、かかとや足首周りのフィット感にやや緩さを感じるという声もあります。
これは構造上、誰にでもフィットしやすい設計の裏返しともいえます。
サイズ選びの目安まとめ
- ジャストサイズ派(フィット重視):普段のサイズでOKなケースが多い
- ゆったり履きたい派/サポーター使用者:+0.5cmがおすすめ
- 細足・かかとが浮きやすい人:厚めのソックスで調整推奨
NIKE 「STフレア」を実際に使用した私の体験談・レビュー

筆者は週2〜3回、屋外のストリートコートと室内の体育館でバスケットボールをプレーしており、様々なバッシュを履き比べています。
そんな中で実際にNIKE 「STフレア」を使用し、多面的に感じた特徴や気づきを詳しくお伝えします。
屋外での使用感
「STフレア」の真価が発揮されるのは、やはりアウトドアコートでした。
コンクリートやアスファルトのコートでプレーしてみた結果、以下のような印象を受けました。
✔ グリップ性能:想像以上に“鳴る”トラクション
- 新品の状態から「キュッキュッ」と鳴るスキール音が出るほどに、接地時のグリップ感は強め。
- ただし音の割には「食いつきすぎる」わけではなく、滑りはしないが止まりすぎない絶妙なバランス。
- ゴミが付きにくいトレッドデザインは◎。小石や砂が詰まりにくく、アウトドア使用に明確なアドバンテージを感じました。
✔ ソールの耐摩耗性:XDRの恩恵を実感
- 数回使用しただけでも、摩耗の少なさがはっきりと実感できるXDR(エクストラデュラブルラバー)ソール。
- アスファルトでの急ストップ・ステップバックでもソールの削れが少なく、耐久性に優れた設計であると評価できます。
✔ その他:屋外特化の構造
- アウトソールのトレッド間隔が広く、泥やホコリの詰まりを回避しやすい設計。
- アッパーの補強パーツが多層になっており、ボールや接触による摩耗への耐性も高い。
総評:タフに履けて、コートのコンディションに左右されにくい。外履き用途では特にコスパ抜群。
インドアでのプレー性能
屋内体育館でも使用してみましたが、屋外用モデルとは思えないほどのパフォーマンスを発揮してくれました。
✔ クッション性:意外な快適性と反発感
- 前足部のZoom Airユニットが、ジャンプ時にしっかりと反発してくれる感覚あり。
- ミッドソールにはCushlon 3.0を使用し、踏み込み時に適度に沈み込む設計。足裏全体で衝撃を吸収してくれる安心感があります。
- 同価格帯の「ルカ77」や「GTカットアカデミー」よりもやや柔らかめの印象。
✔ スタンスの安定性
- 着地時やストップ時にソール全体がしっかり地面を掴む感覚があり、片足ジャンプやピボットのときに非常に安定。
- ヒールがフラットで横ブレしにくく、着地ミスによる足首のグネりを防ぎやすい構造です。
✔ トップラインと履き口の構造
- トップラインが大きく開いたデザインのため、足首サポーターを装着したままでも簡単に履ける点が非常に便利。
- 逆に言えば、細身でピタッとした履き心地を好む方には「やや緩く感じる」かもしれません。
総評:屋内でも性能的に十分すぎる。競技者レベルでも満足できる使用感。
長時間プレー時の快適性
1日2試合+練習(約4時間連続使用)という場面で履いた際の印象をまとめます。
✔ 足裏の疲労感が少ない
- クッションの持続性が非常に高いため、試合後半やトレーニング終盤でも足裏が痛くなりにくい。
- Zoom Airの反発が長時間プレーでもヘタれにくく、最後まで快適に動ける印象を持ちました。
✔ シューレースの調整幅が大きく、足のむくみにも対応可
- 長時間履いて足がむくんできたときにも、調整しやすいフライワイヤー構造のおかげで対応が楽。
- 足の甲から足首にかけてのホールド感も変わらず、ズレや擦れを感じることはありませんでした。
✔ 蒸れや通気性の課題は多少あり
- アッパーに通気孔やメッシュ素材は少ないため、発汗が多い方はやや蒸れを感じる可能性があります。
- ただし内部にこもるほどではなく、インソールやソックスでの調整で対応可能な範囲でした。
総評:長時間でも快適性が維持され、足にかかる負担が少ない。軽さを重視するプレーヤーにはやや重く感じる可能性も。
総合評価
評価軸 | 感想・評価 |
---|---|
グリップ力 | ◎ 屋内外ともに優秀 |
クッション性 | ◎ 軽すぎず重すぎない絶妙な反発感 |
耐久性 | ◎ アウトソールとアッパーの補強が優秀 |
フィット性 | ○ 幅広にも対応、微調整しやすい |
軽さ・俊敏性 | △ 平均的〜やや重め |
コストパフォーマンス | ◎ 定価14,630円でこの性能は高評価 |
このように、NIKE 「STフレア」は「タフさ・快適性・汎用性」の3拍子が揃った一足であり、特に“外でも使えて屋内でも戦える”バッシュを探しているプレイヤーにとって、非常に魅力的なモデルだと感じました。
NIKE 「STフレア」に関するQ&A

NIKE 「STフレア」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「STフレア」は屋外専用のバッシュですか?
いいえ、屋外プレーに特化した耐久性を持ちながら、屋内でも十分に使用できるバッシュです。XDRソールによってアスファルトや砂の多い路面でも摩耗しにくく設計されていますが、体育館での使用にも適しており、グリップ性能やクッション性においても高いレベルを維持しています。
クッション性は他のモデルと比べてどうですか?
クッション性は「GTカットアカデミー」や「Luka 77」に近い印象で、前足部のZoom Airによる反発と、Cushlon 3.0の柔らかめなミッドソールが特徴です。過度にフワフワした感触ではなく、バランス型のクッション性能なので、跳躍系プレーヤーにも適しています。
サイズ選びのポイントはありますか?
足長に対してややタイトに感じる設計のため、甲高・幅広の方やサポーター併用者はハーフサイズアップがおすすめです。フィット調整がしやすい構造のため、通常のサイズでも快適に履ける方が多いですが、迷ったら少し大きめを選ぶと安心です。
長時間のプレーでも疲れませんか?
クッションの持続性が高く、足裏や膝への負担が少ないため、長時間の練習や連戦でも疲労を感じにくい構造です。ただし、通気性は平均的なので、夏場や蒸れが気になる方は通気性の高いソックスやインソールでの工夫を推奨します。
他の1万5千円前後のモデルと比べて、どこが優れていますか?
耐久性と対応力の広さが際立ちます。「STフレア」は補強パーツが多く、アウトソールのゴムも厚めで、外履き対応と快適性を高水準で両立している点が他モデルとの大きな違いです。1万円台後半のモデルとしては、コスパとバランスが非常に高い一足です。
スピード系ガードプレイヤーにもおすすめですか?
反発力や安定性は十分ですが、軽量特化のモデルと比べるとやや重さを感じる可能性があるため、好みによります。クッション性とグリップが高く、ステップワーク中心の選手には合うものの、「超軽量バッシュ」を求める場合は他モデルとの比較検討も必要です。
バッシュ初心者でも扱いやすいですか?
はい、シューレース調整幅が広く、クセのない設計なので、バッシュに慣れていない方でも扱いやすい構造です。足に合いやすく、価格も抑えめなので、初めての1足としても非常におすすめです。
「STフレア」はサポーター併用でも使いやすいですか?
はい。履き口(トップライン)が広めに設計されており、足首用サポーターを装着したままでも脱ぎ履きがしやすい構造です。また、ヒール周りのクリアランスも確保されているため、圧迫感も少なく快適です。
通気性に不安がありますが、熱がこもりやすいですか?
通気性は平均的です。激しい運動や高温環境下では多少の蒸れは感じますが、内部に熱がこもって不快になるほどではありません。気になる方は、吸湿性の高いソックスや通気インソールを併用すると快適です。
フライワイヤーって実際どんな効果があるの?
フライワイヤーは、足の甲を的確にホールドしてくれる補強ケーブルのことです。「STフレア」では2列目に配置されており、シューレースを締めることで横ブレを防ぎ、よりしっかりしたフィット感が得られます。
足幅が狭い人にも合いますか?
甲高・幅広に配慮された構造ですが、フライワイヤーと極太レースによって細身の足にも調整しやすい設計になっています。ただし、足幅が非常に細い方は厚めのソックスなどで微調整するとさらに快適です。
どんなプレースタイルに向いている?
「STフレア」は、オールラウンダー向けの汎用型バッシュです。前後のクッションバランス、安定感のあるヒール構造、柔軟な屈曲性があるため、ガードからフォワードまで幅広いポジションに対応可能です。
NIKE 「STフレア」レビューのまとめ

「STフレア」は“地味にすごい”万能型バッシュ
NIKE 「STフレア」は、決して目立つ存在ではないかもしれません。
派手なビジュアルや、有名選手のシグネチャーがあるわけでもなく、プロモーションもほとんど行われていない「ひっそりと登場したモデル」です。
しかし、その性能と使い勝手は、まさに“わかる人にはわかる”逸品でした。
この一足に共通して見られるのは、「誰でも、どこでも、長く履ける」ことに焦点を当てた設計思想です。
ナイキの技術的蓄積をベースに、派手さを削ぎ落とし、本質的な性能と耐久性を丁寧に積み上げてきたような印象を受けました。
特徴を改めて整理すると:
✅ 屋外用なのに“屋内でも戦える”
- XDRソールにより、アスファルトや粗い路面でも耐摩耗性が非常に高く、摩擦・摩耗に強い。
- 一方で、屋内でのジャンプやカットインでもしっかり止まり、止まりすぎず滑りすぎない絶妙なグリップ性能。
✅ Zoom Air×Cushlon 3.0で“疲れにくい”
- 前足部のZoom Airは反発性があり、ジャンプの蹴り出しに貢献。
- ミッドソールのCushlonフォームが衝撃を緩和し、連続プレーでの足裏の痛みを抑えてくれる。
✅ フィット構造が絶妙
- フライワイヤー構造のシューレースは、緩めにも強めにもフィット調整が効き、幅広から細足まで対応。
- 履き口が広めなので、足首サポーターを装着したままでも違和感なくプレーできる。
✅ コストパフォーマンスが圧倒的
- 定価14,630円(税込)という価格ながら、複数の高機能(Zoom Air/XDRソール/多層補強など)を搭載。
- 耐久性が高いため、1シーズン以上を見据えた“長く使える一足”としてコスパが非常に良い。
プレーヤータイプ別おすすめ度
プレースタイル | おすすめ度 | コメント |
---|---|---|
ストリートバスケ | ★★★★★ | 屋外向けの耐久性・グリップ・衝撃吸収が最適。 |
オールラウンダー系選手 | ★★★★★ | 柔軟性があり、スピードもパワーも支える万能設計。 |
サポーター併用選手 | ★★★★☆ | 履き口の広さ・クリアランスがあり、装着しやすい。 |
軽量特化のガード | ★★☆☆☆ | やや重量感があるため、超スピード志向には不向き。 |
初心者/学生プレーヤー | ★★★★★ | 高性能ながらリーズナブルで、エントリーモデルにも最適。 |
こんな人にこそ履いてほしい
- 屋外と屋内、どちらのプレー環境も行き来する人
- 耐久性とパフォーマンスの“両立”を求める人
- 過度なクセのあるバッシュではなく、バランス重視のものが欲しい人
- 足の形に不安があり、幅広・甲高にも対応できるシューズを探している人
- 高額シグネチャーモデルに手を出す前に、優秀なコスパモデルを探している人
NIKE 「STフレア」レビューの総括:“履けばわかる”誠実な一足
NIKE 「STフレア」は、決して派手さや話題性で注目されるモデルではありませんが、実際に履いてみるとその堅実さと完成度の高さに気づかされる一足です。
屋外プレーに耐えうる構造と屋内でも対応可能なバランス性能を兼ね備え、クッション性・グリップ力・フィット感すべてにおいて高い水準を保っています。
価格以上の実力を備えていることは明らかで、特にコストパフォーマンス重視のプレーヤーにとっては大きな魅力となるでしょう。
決して奇をてらわず、それでいてしっかりと足元を支えてくれる、まさに“使い込むほどに良さがわかる”タイプのバッシュです。
信頼できる一足を探している方は、ぜひ一度この「STフレア」を試してみてください。
あなたのプレーを、静かに力強く支えてくれるはずです。
