バスケットボールシューズ市場において、日本発のブランドとして確固たる存在感を放つASICS。
そのASICSから登場した「UNPRE ARS 3(アンプレアルス3)」は、シリーズ第3作目として多くのバスケットボールファンに注目されているモデルです。
このシューズは、国内リーグでも活躍するガードプレイヤーを中心に人気を博してきたアンプレアルスシリーズの流れを汲みつつ、パフォーマンス性と快適性をさらに洗練させた一足です。
前作「アンプレアルス 2」との比較や、河村勇輝選手モデルの「アンプレアルス LOW」などを履いてきたプレイヤーにとっても、気になるポイントが多いことでしょう。
今回の記事では、「アンプレアルス3」が持つ機能性・デザイン・履き心地・パフォーマンス面の特徴を、ユーザー目線で丁寧にレビューしていきます。
また、実際の使用感をもとに、体感したフィット感やグリップ性能、試合中の安定感などについても詳しく解説します。
デザイン面で賛否が分かれる本モデルですが、果たしてその実力はどうなのか。
バスケットボールを日常的にプレイする方はもちろん、これから新しいシューズを探している方にとっても、参考になる内容をお届けします。

ASICS 「アンプレアルス 3」の概要

ASICS 「アンプレアルス 3」について
ASICS 「UNPRE ARS 3」(アンプレアルス3)は、アシックスが展開するバスケットボールシューズ「アンプレアルス 」シリーズの第3世代モデルです。
ガードやスピード系プレイヤー向けに設計されており、俊敏な動きに対応するための軽快さと安定性を両立させた一足となっています。
特に注目されているのが、横方向のブレを抑えるための工夫と、足当たりの優しさを重視した設計の両立。
従来モデルにあったやや硬めのサイドパーツを見直しつつ、ねじれやすい動きにも対応する二重構造のサポートシステムが導入されています。
デザイン
デザインは過去作と比べても大きな進化を遂げています。
過去のアシックスらしい“機能優先”の無骨な印象から一新し、現代的で洗練されたビジュアルへと変貌しました。
特筆すべき点:
- アシックスラインを立体的に内蔵するスタイル(ステッチ入りのサイドウォール)
- 落ち着いたネイビーやブルーのカラーリング(現行は一色展開)
- 光沢感のあるTPU素材をサイドに配し、さりげない高級感を演出
一部ユーザーからは「バッシュらしくない」「クセがある」といった声もある一方で、「現代的でスタイリッシュ」「他ブランドと並んでも引けを取らない」と高評価もあり、評価は二分されています。
重量
「アンプレアルス 3」は28.5cmで約480gというやや重めの仕様です。
サイズ | 重量(片足) |
---|---|
28.5cm | 約480g |
比較 | UNPRE ARS 1・2と同等かやや軽量化(数十g程度) |
これは前足部に厚みを持たせたアウトソールや、二重構造のTPUサポートなどによるもので、単純に軽さを追求していないことが分かります。
プレイヤーによっては「少し重さを感じる」という声もありますが、安定感とのトレードオフと考えると納得できる設計です。
その他
その他、注目すべき特徴をいくつか挙げておきます。
- ミドルカット設計:足首周りをしっかりとホールドしながらも、動きやすさを保つ絶妙なバランス
- シューレースホールの設計:ホール数は7つ、すべて穴タイプで、しっかり締められてフィット感の調整もしやすい
- ヒールカウンター(内側):安定性を高めるためにしっかりと配置され、ねじれやズレを防止
- TPUパーツ:外側のサイドパーツを廃しつつ、サポート性を損なわないよう、厚みと配置で横ブレを抑制
総じて、「アンプレアルス 3」は「硬さと柔らかさのバランス」「スタイリッシュさと機能性の両立」を目指したモデルといえます。
ASICS 「アンプレアルス 3」の機能

クッション性
「アンプレアルス 3」のクッション性能は、前作「アンプレアルス 2」やノヴァシリーズの設計思想を踏襲しつつ、より実用的なクッション感を目指したものです。
- ミッドソール素材は従来通りの柔らかさ重視ではなく、やや硬めの設計
→ 「沈み込みすぎない」ことで反発性が高く、1歩目の蹴り出しがしっかり伝わる感覚 - 前足部のソールが厚め
→ 指の付け根あたりの屈曲性をつま先の形状で補完しており、結果的にスムーズな踏み込みが可能 - かかと部のクッションはそこそこ
→ ヒールストライクが多いプレイヤーにとって、安心感のある設計
ただし、最新クッション「FF BLAST」などのような“ふわっと感”は控えめ。
「柔らかさ」よりも「踏み心地と安定感」を重視したクッション性です。
グリップ性
グリップ性能は非常に高評価。
ASICSのバッシュらしい取集なグリップ力は健在です。
- アウトソールにフラットな面が多く設計されており、接地面積が広い
→ 高いグリップ力を生み出す反面、「ホコリを拾いやすい」というデメリットも - 体育館の床のコンディションに左右されやすい
→ 粘着性ゆえ、埃の多い床ではグリップ力が一時的に落ちる場合があるが、拭き取ればすぐ回復 - 横方向の切り返しにも強い構造
→ TPUによるねじれ抑制がグリップ性能と連携して効果を発揮
安定した滑り止め性能がある一方で、「埃対策」の工夫(こまめなソールの拭き取りなど)が求められます。
フィット性
フィット感に関しては、アンプレアルスシリーズの中でも非常に高い一体感を感じられる構造となっています。
- 足の甲を包み込むようなアッパー構造
→ 通常のシューホール(7つ)がしっかり足を固定。すべて穴タイプで細かい締め具合の調整が可能 - 足首まわりはややタイトなミドルカット
→ 足首の可動域を確保しながらも、不安定さを軽減。甲高の人でも安心して履ける設計 - 内側のヒールカウンターがしっかりと足をロック
→ クッションの厚みは控えめだが、馴染みやすく、ズレのないフィット感を実現
フィット性の良さが、切り返し時の反応スピードやプレー中の安心感に直結します。
サポート性
「アンプレアルス 3」が最も進化した点が、サポート性の設計です。
- サイドパーツを“厚み”に置き換えた構造
→ 外側から押さえつけるような設計を避け、自然にブレを抑える仕組みに進化 - ねじれ防止のTPUプレートをミッドソール中央に配置
→ 横ブレ・ねじれに強く、ステップ時の安定感が抜群 - アウトソールが横方向に“はみ出る”設計
→ 接地面が広く、切り返し時に体重をしっかり預けられる(特にガード向け) - ミドルカット+ヒールカウンターの相乗効果
→ 前後左右へのサポートが非常に高く、守備・攻撃両面で効果を発揮
このバッシュの最大の魅力は「安心して体を預けられる横方向の安定感」にあります。
その他
その他の機能的な特徴としては以下の点が挙げられます:
- 耐久性の高いアッパー素材
→ 縫製・接着が丁寧で、長期間の使用でもヘタリにくい - シュータンが長めで、甲高にも対応
→ 履き口が広く、着脱がしやすい - 地面設置感が強め(ロープロファイル設計)
→ 床との一体感が高く、細かなステップに対応しやすい
「アンプレアルス 3」は、単に「機能が多い」だけでなく、「プレーにおける安心感や信頼性を引き上げる」ことに重点を置いた設計といえます。
ASICS 「アンプレアルス 3」のサイズ感

サイズ感
私は普段NIKEで29cm、ASICSで28.5cmを選択することが多いですが、「アンプレアルス 3」も28.5cmで問題なくフィットしました。
「アンプレアルス 3」のサイズ感は、アシックスバッシュに共通するような設計が継続されています。
基本的な印象:
- 足長(縦の長さ):通常通りでOK(ナイキと比べると0.5cm小さめを選ぶ人も多い)
- 足囲(横幅):気持ち狭め。特に足幅が極端に広い人は注意が必要
- 甲の高さ:中程度。甲高の方は最初やや圧迫を感じることもあるが、シュータン長め&アッパー素材の柔軟性により馴染みやすい
ユーザーレビューに基づくサイズレビュー
複数の実使用者レビューから見えてきた「リアルな着用感」は以下のような傾向です。
ポジティブな意見:
- 「アシックスのバッシュはサイズ感がブレないので、前作と同じサイズで問題なし」
- 「履き始めはややタイトだが、数回の使用でアッパーが足に馴染んでいく」
- 「ミドルカットでも足首の締め付けが強すぎず、ちょうどいい」
注意すべき意見:
- 「アッパーは柔らかいが、足幅がある人は慣れるまでやや違和感がある」
- 「厚手のソックスを履くと、いつものサイズではキツく感じる場合がある」
傾向まとめ:
- 標準〜細足の方はいつも通りのサイズで問題なし
- 幅広の方はワンサイズアップを検討
- ソックスの厚さ・インソール追加の有無も考慮すべきポイント
「アンプレアルス 3」は、プレイヤーの動きに対してしっかりと“密着する”設計のため、「ちょっと小さめかも」と感じる人も少なくないようです。
ただし、アッパー素材は使うほどに馴染みが出てくるため、最初の圧迫感を過剰に心配する必要はありません。
ASICS 「アンプレアルス 3」を実際に使用した私の体験談・レビュー

コート上でのパフォーマンス
実戦形式の練習や3対3のセットプレーで着用してみた結果、「アンプレアルス 3」には以下のような特徴を感じました:
◎ 特に優れていると感じた点
- 横方向への安定感が抜群で、サイドステップやディフェンスの切り返し時もブレにくい
- 止まりたいところでピタッと止まれる高いグリップ性能
- 体重をしっかりかけられるアウトソールの形状設計(横に広く設計された安定性重視の設計)
▲ やや気になった点
- 軽快さより安定性を優先した構造のため、初動の一歩に「重さ」を感じる場面も
- クッション性は柔らかさより地面との一体感を重視した仕様
評価項目 | 評価 |
---|---|
グリップ力 | 非常に高く、止まりやすい |
安定性 | 足を預けられる安心感がある |
横の切り返し | スムーズでぐらつきが少ない |
初動の軽快さ | やや重く感じる時もある |
ジャンプ時の安定 | ヒールの収まりが良くブレない |
履き心地の変化と馴染み
履き始めはやや硬さがありましたが、使用を重ねることで印象が大きく変わりました。
初期状態での印象:
- 前足部に圧迫感があり、特に小指側にやや窮屈さを感じた
- 足首周りはタイトだが、ホールド力が高く不快感は少なめ
- インソールの下がしっかりしていて、足裏感覚がダイレクトに伝わる
使用後(3〜4回目以降):
- アッパー素材が自然と足の形に馴染み、圧迫感が軽減
- シュータンの厚みがちょうど良く、甲高の足にもフィット
- 「履かされている感」がなくなり、足との一体感が生まれる
履き心地の変化まとめ:
使用期間 | フィット感 | 圧迫感 | 快適性 |
---|---|---|---|
初回〜2回目 | ややタイトで足幅が気になる | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
3回目以降 | アッパーが足に馴染み始める | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
5回目以降 | 「足と一体化」したフィット感 | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
練習と試合の使い分け
練習と試合、それぞれで感じた使用感を比較すると以下のような違いがありました。
練習での印象:
- ラン&ストップを繰り返すメニューや反復横跳びで高い接地感と反応性を体感
- カカトからつま先への重心移動がスムーズで、身体の動きに自然とリンクする設計
試合での印象:
- 相手との接触や急停止の場面でも足元がぶれず、精神的にもプレーに集中できた
- ジャンプ後の着地や、1on1での急ストップが安定して行えた
使用シーン | 主な感想 |
---|---|
練習 | ステップワークや反復横跳びで安定性の高さを実感 |
試合 | 接触プレーや急停止時に体の軸がブレず信頼できた |
総評:こんな人におすすめ
- 横方向の動きが多いガード系プレイヤー
- 足首のホールド感を重視する人
- プレー時の“ブレない感覚”を求める中級以上のプレイヤー
- 足幅が標準〜やや細めのプレイヤー
逆に、「軽量性」や「ふかふかのクッション感」を求める人にはやや不向きかもしれません。
「アンプレアルス 3」は実戦での信頼性とプレー中の一体感において非常に優れた一足です。
ASICS 「アンプレアルス 3」に関するQ&A

ASICS 「アンプレアルス 3」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。
「アンプレアルス 3」はどんなプレースタイルの人に向いていますか?
「アンプレアルス 3」は、横方向の動きが多いガード系プレイヤーや、切り返しやストップ&ゴーを多用する選手に特におすすめです。ブレにくい構造と高い安定性があるため、俊敏さとバランスを重視するプレーヤーにマッチします。一方で、スピード特化や超軽量モデルを求める人にはやや重く感じるかもしれません。
サイズ選びで迷っています。普段と同じサイズで大丈夫ですか?
アシックスのバッシュはサイズ感が安定しているため、基本的には普段履いているアシックス製品と同じサイズで問題ありません。ただし、足幅が広い方・厚手のソックスを履く方は0.5cmアップが安心です。逆にタイトなフィット感が好みであれば、ジャストサイズでも履き慣れるうちに馴染んできます。
グリップ性能はどうですか?滑りやすい床でも使えますか?
グリップ性能は非常に高いですが、埃を拾いやすい床ではやや滑りやすくなる傾向があります。これは「アンプレアルス 3」に限らず、特に最近のアシックスの多くのモデルに見られる特徴です。ただし、ソールをこまめに拭き取ればすぐに性能が回復するので、メンテナンスをしながら使えば問題ありません。
クッション性はどれくらいありますか?ジャンプ時の衝撃は?
「アンプレアルス 3」のクッション性は、「ふかふか」というよりも地面との一体感や反応性を重視した設計です。ジャンプの衝撃を和らげる柔らかさはあるものの、反発性やコート感覚を優先しています。高く跳ぶより、素早く動くことを重視するプレーヤーに適したクッション性といえます。
女性プレイヤーやジュニアでも履けますか?
「アンプレアルス 3」は24.0cmから展開されており、女性やジュニアプレイヤーでも履けるサイズ感です。アッパーの硬さやサポート性能があるため、軽量なプレイヤーでも安定感を得られます。ただし、体重が軽いとクッションの反発がやや硬めに感じる場合があるので、必要に応じてインソールで調整すると快適です。
耐久性はどうですか?長く使えますか?
「アンプレアルス 3」は縫製や接着、アッパー素材の質感が非常にしっかりしており、耐久性は高めです。特に、ホールド力が要求されるヒールやサイド部分の作り込みが頑丈なので、長期間の使用にも耐えられます。週2〜3回の使用で半年〜1年は十分に使える印象です。
「アンプレアルス 3」のローカットモデルは出ますか?
現在は「アンプレアルス 3」のミドルカットのみが発売中ですが、過去作の傾向から見て、ローカットモデルの登場も十分に考えられます。前作の「アンプレアルス 2」でもロータイプが登場しており、今後の追加展開に期待してよいでしょう。
デザインが気になるのですが、カラー展開は増えますか?
発売時点ではカラー展開は限られていますが、アシックスは定番モデルにおいて後から複数のカラーバリエーションを展開する傾向が強いため、今後の追加カラーに期待できます。特に人気選手のPEモデルやチームモデルが登場する可能性もあるため、アシックス公式やショップの動向をチェックしておくとよいでしょう。
怪我の予防につながる機能はありますか?
「アンプレアルス 3」には足首の捻挫や膝への負担を軽減する構造が随所に採用されています。特に以下の機能が怪我予防に寄与します:
- 横ブレ防止のTPUシャンク構造
- ヒール周りの内側ヒールカウンターによるホールド
- ミドルカット設計による足首の安定感
特にアキレス腱や足首の不安を抱えるプレイヤーには適した構造です。
通気性はどうですか?長時間プレーして蒸れませんか?
アッパー素材にはやや厚めのサポート材が使用されており、通気性は平均的です。プレー中に著しく蒸れることはありませんが、夏場や長時間の練習では若干ムレを感じることもあります。気になる方は、吸湿性の高いソックスや通気性重視のインソールとの併用がおすすめです。
体育館以外(屋外コートやストリート)でも使えますか?
使用は可能ですが、「アンプレアルス 3」は屋内用として設計されたモデルです。屋外コート(アスファルトやコンクリなど)で使用すると、以下のリスクがあります:
- ソールの摩耗が早くなる
- グリップ力が低下しやすくなる
- アッパーの汚れや劣化が進みやすい
屋外での使用頻度が高い方は、アウトドア対応のラバーソールモデルを選ぶのがおすすめです。
ASICS 「アンプレアルス 3」レビューのまとめ

ASICS 「アンプレアルス 3」は、国内外のプレーヤーが求める“動ける・止まれる・守れる”という要素を、アシックス独自の設計思想でまとめ上げた一足です。
前作や他シリーズと比較して大きく変化したのは、「横方向の安定性」と「フィット感の再設計」。
これにより、俊敏性とサポート力が一段階レベルアップしており、コート上での動きに対して非常に高い安心感を提供してくれます。
■ 「アンプレアルス 3」の特徴を改めて整理
◆ プレーヤー目線で感じた“強み”
- 一体感のある履き心地:足とシューズが“ズレない”ため、プレー中のストレスが大幅に軽減
- 横ブレしにくい設計:サイドのTPUプレートやアウトソールの張り出しによって、カットインやディフェンス時の横倒れを防止
- 全方向の安定性:急ストップ・急発進・ジャンプ着地など、あらゆる動きに対してバランスが崩れにくい
- ヒールホールドの高さ:足首周りの固定力が高く、着地時のぐらつきや捻挫リスクを抑える
◆ 構造・素材面での注目ポイント
- 厚みのあるソールで安定感重視
- 内蔵型のアシックスロゴで立体的なデザイン
- TPUの補強により耐久性も高水準
- 7つのアイレットで細かなフィット調整が可能
■ 実際の使用から見えた「ユーザーにとっての価値」
「アンプレアルス 3」は、トレンドやマーケティング主導のシューズとは一線を画し、「本当にプレイヤーの足と動きに向き合って設計された」と感じられる誠実な一足です。
例えば、派手さはなくても「足を入れた瞬間にわかる作りの丁寧さ」、そして「実戦で感じる安心感」。
この2つが合わさることで、履き慣れるほどに信頼が増していくようなシューズです。
また、どんなに疲れていても、どんなに集中していても、“足元に気を遣わずに済む”というのは、アスリートにとって非常に大きなメリットです。
それを自然に提供してくれるのが、このモデルの本質的な価値でしょう。
■ 向いている人/向いていない人
項目 | 内容 |
---|---|
✅ 向いている人 | ・ガード〜ウイングポジションのプレイヤー ・フィット感と安定性を重視する人 ・足との一体感を求める人 ・ケガを防ぎたい人 |
❌ 向いていないかもしれない人 | ・極端に軽量なシューズを好む人 ・柔らかめのクッションを求める人 ・ソールの厚みが苦手な人 |
■ 最後に:ASICS 「アンプレアルス 3」レビューの総括
「アンプレアルス 3」は、万人向けではありません。
軽さやデザイン性だけを重視する人には刺さらない部分もあるでしょう。
しかし、このバッシュは「実戦で使えること」「怪我を防ぐこと」「信頼できること」に全力で向き合った、極めて実用的な一足です。
履き込むほどに足に馴染み、コート上で「足元を気にせずプレーできる」ようになる――それは、プレイヤーにとって大きな武器です。
だからこそ、プレーに真摯に向き合う人にこそ、「アンプレアルス 3」は一度履いてみてほしい。
きっと、あなたのプレースタイルに“安心というパフォーマンス”を加えてくれるはずです。
