ASICS 「GEL HOOP V17」徹底レビュー!進化したグリップ力と履き心地を詳しく解説(ゲルフープ17)

GEL HOOP V17 トップ画像 レビュー
出典:ASICS公式
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ASICSのバスケットボールシューズ「ゲルフープ」シリーズは、軽量性と高いグリップ力を兼ね備えたモデルとして、学生や競技プレイヤーを中心に長年支持され続けています。

最新作となる「GEL HOOP V17」(ゲルフープ17)は、前作「ゲルフープ16」からどのように進化したのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、ASICS「ゲルフープ17」の特徴や機能、実際に履いて感じたフィット感やパフォーマンスについて詳しくレビューしていきます。

特に、グリップ力やクッション性に関しては、過去モデルと比較しながら評価していきますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

さらに、バッシュ選びで重要な「サイズ感」や「履き心地」についても、筆者の実体験とユーザーレビューをもとに解説。

過去のゲルフープシリーズと比較しながら、どのようなプレイヤーに適しているのかも考察します。

それでは早速、「ゲルフープ17」の詳細なレビューを始めていきましょう。

 

  1. ASICS 「ゲルフープ17」の概要
    1. このバッシュについて
    2. デザイン
    3. 重量
    4. その他
  2. ASICS 「ゲルフープ17」の機能
    1. クッション性
    2. グリップ性
    3. フィット性
    4. サポート性
    5. その他
  3. ASICS 「ゲルフープ17」のサイズ感
    1. サイズ感
      1. ✅ 「ゲルフープ17」のサイズ感の特徴
        1. ✅ 実際のサイズ選びの目安
      2. ユーザーレビューに基づくサイズレビュー
        1. ✅ フィット感に関する評価
    2. サイズ感の総評
  4. ASICS 「ゲルフープ17」を実際に使用した私の体験談・レビュー
    1. 履き心地とフィット感
    2. 動きやすさとグリップ力
    3. クッション性とサポート性能
    4. 総評:ゲルフープV17はどんなプレイヤーに向いているか?
      1. ✅ おすすめできるプレイヤー
      2. ❌ あまり向いていないプレイヤー
  5. ASICS 「ゲルフープ17」に関するQ&A
    1. 「ゲルフープ17」のサイズ感は?
    2. グリップ力はどれくらい強い?
    3. クッション性はどのくらい?ジャンプの着地は快適?
    4. 屋外(アウトドア)コートでも使える?
    5. ホコリが付きやすいのが気になる…解決策は?
    6. 「ゲルフープ17」の価格は?コスパはいい?
  6. ASICS 「ゲルフープ17」レビューのまとめ
    1. 「ゲルフープ17」の総評
      1. ✅ 良かった点(メリット)
      2. ❌ 気になった点(デメリット)
    2. 「ゲルフープ17」はどんなプレイヤーに向いているか?
      1. ✅ 向いているプレイヤー
      2. ❌ 向いていない可能性があるプレイヤー
    3. まとめと結論
    4. ASICS 「ゲルフープ17」レビューの総括

ASICS 「ゲルフープ17」の概要

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出典:ASICS公式

ASICSのバスケットボールシューズ「ゲルフープ」シリーズは、学生からプロレベルのプレイヤーまで幅広く支持されているモデルです。

その最新作「ゲルフープ17」は、過去のモデルの良さを引き継ぎつつ、より進化したグリップ力やフィット感を備えて登場しました。

ここでは、「ゲルフープ17」の基本情報やデザイン、重量について詳しく解説します。

このバッシュについて

「ゲルフープ17」は、軽量かつ高いグリップ性能を持つASICSの人気バッシュシリーズの最新モデルです。

ASICSのバスケットボールシューズの中でも特に軽量性と安定感を重視した設計になっており、スピードを活かしたプレーをする選手に向いています。

今回の「ゲルフープ17」では、前作「ゲルフープ16」と比較してグリップ力が向上し、特に素早いカットや方向転換を多用するプレイヤーにとって扱いやすいモデルとなっています。

また、ヒール部分には衝撃吸収をサポートするクッションが搭載され、ジャンプの着地時の負担を軽減する工夫も見られます。

また、アウトソールのデザインも改良されており、ゲルバーストシリーズに近い形状が採用されています。

これにより、これまでのゲルフープシリーズとは異なるフィット感や動きやすさを感じることができるでしょう。

デザイン

「ゲルフープ17」は、シンプルかつ洗練されたデザインを採用してます。

アッパー部分はメッシュ素材を使用しており、通気性が向上

長時間のプレーでも蒸れにくく、快適な履き心地を維持します。また、前作と比較してシューレース部分の設計も変更されており、足の甲をしっかりとホールドする構造になっています。

さらに、ヒール部分にはサポート性を強化するためのパーツが追加され、プレー中の安定感が向上しました。

これにより、特にディフェンス時や素早い動きの際のズレを防ぎ、フィット感をより強化しています。

重量

「ゲルフープ17」の重量は、28.5cmサイズで約400gです。

これは、前作「ゲルフープ16」と比較して約40gの増加となっています。

一般的に、バッシュは軽量であるほど俊敏な動きがしやすくなりますが、クッションやサポート性を強化すると重量が増す傾向があります。

今回の「ゲルフープ17」では、クッション性やフィット感を向上させるためにパーツ数が増加したことで、若干重量が増えたと考えられます。

ただし、増加した重量はほとんど感じない程度であり、むしろバッシュの安定感が増したことから、足への負担が軽減されていると評価することもできます。

その他

「ゲルフープ17」には、いくつかの新しい特徴が追加されています。

  • アウトソールの改良
    今作では、トラクション(接地感)を高めるために、アウトソールの形状が調整されています。特に、前足部のグリップパターンが細かくなり、より細かい動きにも対応できるようになっています。
  • フィット感の向上
    シューレースの配置やミッドソールの設計が見直され、より足にフィットする構造になりました。特に、中足部に新しいループシステムが採用されており、足幅やアーチに合わせた調整が可能になっています。
  • コストパフォーマンスの高さ
    これだけの機能が詰め込まれていながら、価格は据え置き。バスケットボールシューズの価格が年々上昇している中で、このコストパフォーマンスの高さは大きな魅力となっています。

 

ASICS 「ゲルフープ17」の機能

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出典:ASICS公式

ASICSの「ゲルフープ17」は、軽量性とグリップ力に定評のあるシリーズの最新作として登場しました。

ここでは、バスケットボールシューズにおいて重要な「クッション性」「グリップ性」「フィット性」「サポート性」について詳しく解説していきます。

「ゲルフープ17」では、特にグリップ力の向上足首周りのサポート強化が大きなポイントとなっており、プレイヤーのパフォーマンスを最大限に引き出す設計が施されています。

クッション性

「ゲルフープ17」のクッション性は、従来のゲルフープシリーズの特性を受け継ぎつつ、かかとの衝撃吸収力が向上しています。

  • 前足部は薄めで設置感重視
    ゲルフープシリーズの特徴として、前足部のクッションは薄めに設計されています。これは、コートとの設置感を強くし、素早いカットや切り返しをスムーズに行うためです。「ゲルフープ17」でもこの特性は受け継がれ、ジャンプ後の着地時にもブレが少なく、ダイレクトな動きに対応できます。
  • かかとはゲルバーストシリーズ並みのクッション性
    一方で、かかと部分のクッションは「ゲルバースト28」に近い厚みがあり、着地時の衝撃をしっかりと吸収する設計になっています。そのため、ジャンプを多用するプレイヤーでも足への負担を抑えることが可能です。
  • 前傾姿勢になりやすい構造
    かかと部分が厚くなっていることで、自然と前傾姿勢になりやすいのもV17の特徴です。これにより、速攻やカットインの際に前に重心をかけやすくなるため、スピードプレイヤーに適しています。

グリップ性

「ゲルフープ17」の最大の進化ポイントはグリップ力の向上です。

  • アウトソールの形状が改良
    「ゲルフープ17」では、アウトソールのパターンがより細かくなり、床との接地面積が増加しました。これにより、現在のASICSのバッシュの中でもトップクラスの高いグリップ力を実現しています。
  • 面がしっかり出る設計
    ソールの接地面が広く、最初からグリップ力がしっかり発揮される設計になっています。そのため、履き始めから高いグリップ性能を体感でき、スリップのリスクが少ないです。
  • ゴミが付きやすいデメリットも
    ただし、ソールの接地面積が広いため、埃やゴミが付きやすいというデメリットもあります。特に、ホコリが多い体育館などでは、定期的にソールを拭く必要があるかもしれません。
  • 一部のプレイヤーには少し不向き?
    接地面が広いことで、つま先側をスライドさせてブレーキをかけるプレースタイルを多用するプレイヤーにとっては、少し引っかかる感覚があるかもしれません。そのため、この止まり方を多用するプレイヤーは試着してから購入するのがベストです。

フィット性

「ゲルフープ17」では、足全体を包み込むようなフィット感が強化されています。

  • アッパー素材が柔らかくなった
    「ゲルフープ17」のアッパー素材にはより柔らかいメッシュ素材が採用され、履き心地が向上しています。特に、新品の状態でも痛みを感じることが少なく、足に馴染みやすいのが特徴です。
  • 中足部に新しいループシステムを採用
    今回のモデルでは、シューレース(靴紐)を通す部分に3つのループが追加されており、これによりより細かく足のフィット感を調整できるようになっています。これまでのモデルよりもしっかりと足を固定でき、ズレを防ぐ効果があります。
  • ヒールカウンターの強化
    かかと部分にはヒールカウンター(補強パーツ)が広範囲に配置されており、踵のホールド感が向上しました。これにより、プレー中のズレが少なく、動きやすさが向上しています。

サポート性

「ゲルフープ17」では、足首周りのサポートがより強化されており、安定したプレーが可能になっています。

  • 足首周りのクッションが厚くなった
    足首周りにはしっかりとしたクッションが入っており、負担を軽減しながらサポートを強化しています。特に、ディフェンス時の急な動きでも足首がブレにくく、安心してプレーできます。
  • 履きやすさの向上
    足首部分には指を引っ掛けられるループがついており、履く際に便利な仕様になっています。これにより、シューレースを大きく緩めなくても、スムーズに履くことが可能です。

その他

  • 耐久性の向上
    「ゲルフープ17」は、従来モデルと比較してアウトソールの耐久性が向上しています。特に、摩耗しやすい前足部のラバー素材が強化され、長期間の使用にも耐えられる設計になっています。
  • 幅広いプレイヤーに対応
    スタンダードモデルでもややワイドな設計になっており、多くのプレイヤーにフィットしやすい形状です。ワイドモデルも展開されているため、足幅が広い方でも安心して選べます。
  • コスパの良さ
    これだけの機能を備えながら、価格は据え置き。さらに、時間が経つと値下がりする傾向があるため、コストパフォーマンスの高さは抜群です。

 

ASICS 「ゲルフープ17」のサイズ感

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出典:ASICS公式

バスケットボールシューズを選ぶ際に最も重要なポイントの一つがサイズ感です。

「ゲルフープ17」は、前作「ゲルフープ16」と比較してフィット感が強化され、より多くのプレイヤーに適した設計になっています。

しかし、シューズの構造や個人の足型によってフィット感は異なるため、事前にしっかりと確認することが重要です。

ここでは、実際のサイズ感ユーザーレビューに基づくサイズ選びのポイントについて詳しく解説します。

サイズ感

「ゲルフープ17」のサイズ感は、基本的にはASICSのバッシュらしいフィット感を持っていますが、ややワイド寄りの設計になっています。

✅ 「ゲルフープ17」のサイズ感の特徴

  1. 前作「ゲルフープ16」より若干幅広め
    • スタンダードモデルでも足幅にゆとりがある設計。
    • これまでタイトすぎて合わなかった人にもフィットしやすい。
  2. アウトソールの形状がワイドに見えるが、履いた感じはそこまで広くない
    • 見た目は広く感じるが、実際に履くと標準的なワイズ(足幅)になっている。
    • ただし、幅広足の人はワイドモデルを選択するのがベター。
  3. アッパー素材が柔らかく、足に馴染みやすい
    • 履き始めからフィットしやすく、足へのストレスが少ない。
    • ただし、長期間使用するとやや緩く感じる可能性も。
  4. フィット感の調整がしやすいシューレース構造
    • 中足部のループシステムによって、足の形状に合わせた調整が可能。
    • アーチの高さに合わせてしっかりフィットさせられる。
✅ 実際のサイズ選びの目安
  • 普段履いているASICSのバッシュと同じサイズでOK
    • 例えばASICSのバッシュで27.5cmなら、「ゲルフープ17」も27.5cmで問題なし。
    • 私の場合はNIKEで29cm、ASICSで28.5cmが標準ですが、今回も28.5cmで問題ありませんでした。
  • 前作V16と比較
    • V16を履いていた人なら基本的に同じサイズで問題なし。
    • ただし、V17の方が若干ワイドなので、前作がキツめだった人にはフィットしやすい。

ユーザーレビューに基づくサイズレビュー

実際に「ゲルフープ17」を履いたユーザーのレビューをもとに、サイズ感に関する評価をまとめました。

✅ フィット感に関する評価

✔️ 「履き心地が良く、足に馴染みやすい」
 - 「アッパー素材が柔らかく、新品でも違和感なく履けた。」
 - 「履き始めから痛みを感じず、快適なフィット感だった。」

✔️ 「前作より少し幅広に感じる」
 - 「16と比べて横幅に少しゆとりがあるが、タイトなフィット感が好きな人は気になるかも。」
 - 「ワイドモデルを買う必要がないくらい、標準モデルでも十分な広さ。」

✔️ 「かかとのホールド感がしっかりしている」
 - 「ヒールカウンターが深めで、踵がしっかり固定される。」
 - 「履き口のクッションも厚く、安定感が増している。」

サイズ感の総評

「ゲルフープ17」は、標準的な足幅のプレイヤーにとってはジャストサイズでフィットしやすいモデルです。

ただし、「ゲルフープ16」と比べるとややワイドになったことで、これまでタイトな履き心地が苦手だった人には合いやすくなっています。

また、新しいシューレースループシステムによって、足の形に応じた調整がしやすくなっているため、自分に合ったフィット感を作りやすいのもポイントです。

 

ASICS 「ゲルフープ17」を実際に使用した私の体験談・レビュー

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実際にASICS 「ゲルフープ17」を履いてプレーした感想を詳しくレビューします。

ゲルフープシリーズはこれまでにも数多く履いてきましたが、「ゲルフープ17」はこれまでのモデルとは一味違ったフィット感とグリップ力を持っていました。

ここでは、実際のプレー時に感じたポイントを「履き心地」「動きやすさ」「グリップ力」「クッション性」などの観点から解説します。

履き心地とフィット感

「ゲルフープ17」を初めて履いた瞬間に感じたのは、アッパーの柔らかさと足全体を包み込むフィット感のバランスの良さです。

  • アッパーの素材が柔らかく、圧迫感が少ない
    • 新品の状態でも足の甲やサイドに痛みを感じることはなく、すぐに試合で使えそうな感覚でした。
    • 特に、従来のゲルフープシリーズでは少し硬めだったアッパーが、「ゲルフープ17」ではよりソフトになっており、ストレスフリーな履き心地。
  • 中足部のループシステムがフィット感を向上
    • シューレースの通し方によって、自分好みにフィット感を調整できるのが良いポイントでした。
    • 甲が高めの人でも調整しやすく、きつすぎる・緩すぎるといった問題が起こりにくい。
  • 踵(かかと)のホールド感が強化
    • ヒールカウンターがしっかりとサポートしており、履いていて踵が浮く感じはほとんどなかった。
    • 履き口のクッションが厚めになっており、シューズが足に吸い付くようなフィット感が得られた。

結果として、履き心地の面では「新品でもストレスなく履ける」という点が大きな魅力となりました。

動きやすさとグリップ力

「ゲルフープ17」は、これまでのシリーズよりもグリップ力がさらに向上しており、特にカットや方向転換の多いプレイヤーには大きなメリットがあります。

  • 最初からグリップがしっかり効く
    • ソールの設計が改良されたことで、履き始めからしっかりとグリップが効いてくれました。
    • 「シューズを慣らす時間がいらない」ため、新品のままでも実戦投入しやすい。
  • 止まりやすく、切り返しがスムーズ
    • 横の動き(サイドステップ)や、素早いカットの際に、足がしっかりと地面を捉えてくれる感覚がありました。
    • 「ゲルフープ16」のグリップも良かったが、「ゲルフープ17」ではさらに高いグリップ性能を実現。
  • デメリット:ゴミがつきやすい
    • ソールの接地面が広いため、埃の多い体育館ではソールにゴミがつきやすい印象がありました。
    • 頻繁に拭けば問題ありませんが、シューズを頻繁に拭かない人は少し注意が必要です。

結果として、グリップ力の面では「コートをしっかりと捉える力が強く、プレーの安定感が増す」という評価ができました。

クッション性とサポート性能

「ゲルフープ17」は、クッション性とサポート性においても、過去のシリーズとは違う進化を遂げています。

  • 前足部のクッションは薄め(設置感重視)
    • ゲルフープシリーズらしく、前足部のクッションは薄めに設計されており、床との設置感がしっかりある。
    • ドリブル時のステップや、シュート時の細かい動きがしやすい。
  • かかとのクッションが厚く、衝撃をしっかり吸収
    • 着地の際の衝撃を吸収してくれる感覚があり、特にジャンプシュートやリバウンド後の着地が楽だった。
    • 「ゲルバースト28」に近いクッション感があり、前作よりも快適になった印象。
  • 足首周りのサポートがしっかりしている
    • シューズ全体の構造がミドルカット寄りになっており、足首のホールド感が強化されている。
    • 急なストップ時に足がブレることなく、安定してプレーできる。
  • 脱ぎ履きのしやすさも向上
    • 履き口に指を引っ掛けるループがついており、シューレースを緩めなくても簡単に脱ぎ履きできる。

結果として、クッション性とサポート性能の面では「設置感を活かしつつも、かかとのクッションが進化し、サポート力が強化された」という印象でした。

総評:ゲルフープV17はどんなプレイヤーに向いているか?

実際に履いてプレーした感覚を踏まえると、「ゲルフープ17」は以下のようなプレイヤーにおすすめできます。

✅ おすすめできるプレイヤー

スピードを活かしてプレーするガードやフォワード
グリップ力を重視し、カットや方向転換の多いプレイヤー
クッション性と安定感のバランスを求める選手
軽量なバッシュを好み、動きやすさを重視する人

❌ あまり向いていないプレイヤー

✖ クッションの厚みを最優先するプレイヤー(特にセンター)
✖ スライドブレーキを多用するプレイヤー
✖ ローカットの軽快さを最優先するプレイヤー

総合的に見ると、ガード・フォワード向けの軽量でグリップ力の高いバッシュとして非常に優秀なモデルであることが分かりました。

特に、前作「ゲルフープ16」と比べてグリップ性能と足首のサポートが強化されているため、機敏な動きを求めるプレイヤーにとっては最適な選択肢となるでしょう。

 

ASICS 「ゲルフープ17」に関するQ&A

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ここでは、ASICS 「ゲルフープ17」に関して、よく聞かれそうな質問とその回答をまとめました。

「ゲルフープ17」のサイズ感は?

基本的には普段のASICSのバッシュと同じサイズでOKですが、初めて履く場合は試着を推奨。

  • ASICSのバッシュを履いたことがある人なら、基本的に同じサイズで問題なし。
  • ただし、「ゲルフープ17」は「ゲルフープ16」と比較して若干幅広めに感じるため、前作でタイトだった人には履きやすい設計。
  • ASICSのバッシュを初めて履く場合は、NIKEよりハーフサイズダウンが目安

グリップ力はどれくらい強い?

ゲルフープシリーズの中でも最高クラス。

  • アウトソールの形状が改良され、「ゲルフープ16」よりもグリップが強化。
  • 方向転換やストップ時にしっかりブレーキがかかるので、カットやピック&ロールを多用するプレイヤーには最適。
  • ただし、ソールの接地面が広いためホコリを拾いやすい点には注意が必要。

クッション性はどのくらい?ジャンプの着地は快適?

かかとのクッションはゲルバーストシリーズ並みに強化されており、着地時の衝撃吸収性が高い。

  • 前足部は薄めのクッションで設置感を重視しており、ガードやフォワード向き。
  • かかとはクッションがしっかりしていて、ジャンプの着地時に負担を軽減する設計になっている。
  • 「ゲルバースト28」に近いクッション感があるため、着地の衝撃を和らげる効果は十分。

屋外(アウトドア)コートでも使える?

基本的には屋内向け。アウトドアコートでは摩耗が早まる可能性あり。

  • グリップ力が強いため屋外でもプレー可能だが、アスファルトやコンクリートではソールの摩耗が早まるので注意。
  • 耐久性を考えると、基本的には屋内(体育館)用としての使用が推奨

ホコリが付きやすいのが気になる…解決策は?

試合前や練習前にソールを拭くことでグリップ力を維持できる。

  • ほこりが多い体育館では定期的にアウトソールを拭くことが重要。
  • グリップを維持するために「シューグリップスプレー」や「湿らせたタオル」を活用すると効果的。

「ゲルフープ17」の価格は?コスパはいい?

価格は据え置きで、コストパフォーマンスは非常に高い。

  • 最新のバスケットボールシューズは値上がり傾向にあるが、「ゲルフープ17」は前作と同じ価格帯で販売。
  • パーツ数が増え、機能が向上しているにもかかわらず、価格は据え置きなのでコスパは非常に良い
  • 時間が経てば値下がりする可能性もあるので、セール時期を狙うのもアリ

 

ASICS 「ゲルフープ17」レビューのまとめ

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ASICSの最新バスケットボールシューズ 「ゲルフープ17」を詳細にレビューしてきました。

ここでは、「ゲルフープ17」の特徴やメリット・デメリットを整理し、どんなプレイヤーにおすすめかを改めて確認します。

「ゲルフープ17」の総評

✅ 良かった点(メリット)

🔹 1. 高いグリップ性能

  • アウトソールの形状が改良され、非常に強力な強力なグリップ力を実現。
  • 履き始めからしっかり止まれるので、シューズの「慣らし期間」が不要。
  • カットインや方向転換の動きがスムーズで、スピード系プレイヤーに最適

🔹 2. フィット感の向上

  • 新しいループシステムを採用し、足の甲や中足部のフィット感を細かく調整可能。
  • アッパー素材が柔らかく、足に馴染みやすいので、新品でもストレスなく履ける。
  • かかと部分のホールド感が強化され、プレー中のズレを防ぐ。

🔹 3. クッション性の進化

  • 前足部は設置感重視、かかとは衝撃吸収強化のバランス設計。
  • ジャンプの着地時にかかとへの負担が少なく、ゲルバースト28並みのクッション性
  • 前傾姿勢になりやすい構造で、素早いプレーをサポート

🔹 4. コスパが良い

  • 価格据え置きで、多くの機能が強化されている。
  • セール時期を狙えばさらにお得に購入できる可能性あり。
  • 価格高騰が進むバッシュ市場において、手が出しやすいモデル

🔹 5. サポート性の強化

  • 足首周りのクッションが厚くなり、安定感が向上
  • ヒールカウンターの強化により、横方向のブレを抑えてくれる。
  • 履き口のループが追加され、脱ぎ履きのしやすさも向上

❌ 気になった点(デメリット)

🔸 1. ソールにホコリが付きやすい

  • グリップ力が高い反面、ホコリを拾いやすく、体育館によってはこまめに拭く必要がある
  • 滑りやすい環境では、定期的にソールを拭くことでグリップを維持できる。

🔸 2. 軽量モデルではあるが、前作より40g重くなった

  • 「ゲルフープ16」と比較すると約40gの重量増加(28.5cmサイズで400g)。
  • ただし、クッションやサポートの強化による影響であり、動きにくさを感じるほどではない。

🔸 3. スライドブレーキを多用するプレイヤーには合わない可能性

  • アウトソールの接地面積が広く、スキーロン系のストップにはやや引っかかる感覚がある。
  • スライドを多用するプレイヤーは試着して感触を確かめるのがベター。

「ゲルフープ17」はどんなプレイヤーに向いているか?

✅ 向いているプレイヤー

スピードを活かしたプレーをするガードやフォワード
細かいカットや方向転換を多用するプレイヤー
グリップ力を最重要視する選手
ローカット寄りの軽量シューズが好きな人
ASICSのバッシュが好きで、ゲルフープシリーズを履き慣れている人

❌ 向いていない可能性があるプレイヤー

クッション性を最優先するプレイヤー(特にセンター)
スライドブレーキを多用するプレイヤー
屋外(アウトドア)での使用を考えている人

まとめと結論

「ゲルフープ17」は、スピードプレイヤー向けに設計された、グリップ力・フィット感・サポート力のバランスが取れたバッシュです。

  • カットインや方向転換を多用するガード・フォワード向け
  • グリップ力が圧倒的に強化され、スピードプレーをサポート
  • アッパーが柔らかく、フィット感が向上
  • かかと部分のクッションが強化され、着地時の衝撃を吸収
  • サポート力が増し、プレー中の安定感が向上
  • 価格据え置きでコスパが抜群!

ただし、スライドストップを多用するプレイヤーや、クッションを最優先する選手には向かない可能性があります

また、アウトドアでの使用は摩耗が早まるため、基本的には屋内用としての使用が推奨されます。

ASICS 「ゲルフープ17」レビューの総括

ASICS 「ゲルフープ17」は、スピードを活かしたプレイヤーに最適なバスケットボールシューズです。

特にグリップ力の向上が顕著で、素早いカットや方向転換をスムーズに行える設計が特徴的です。

アッパーの柔らかさと新しいループシステムによるフィット感の向上により、履き心地も快適になっています。

かかとのクッション性が強化されたことで、ジャンプ時の衝撃吸収も向上し、より安定したプレーが可能になりました。

一方で、ソールにホコリが付きやすい点や、一部のプレイヤーにはやや合わない可能性があるなど、プレースタイルによっては注意が必要です。

それでも、価格据え置きで機能が向上している点を考えると、コストパフォーマンスの面でも非常に優れた一足と言えるでしょう。

スピードを武器にプレーする人にとっては、まさに頼れる相棒となる「ゲルフープ17」。

気になる方はぜひ試着して、自分のプレースタイルに合うか確かめてみてください。